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2008.11.22
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カテゴリ:理科教育☆
以前の日記で

アンモニアを発生させて噴水をつくる実験

を紹介しましたが、
今年の1年生は、フラスコを使わずに、試験管だけを使ってやります。

1、300mlぐらいのビーカーに水を入れて、フェノールフタレイン溶液を1滴たらします。(A)

2、アンモニア水を熱して、蒸発したアンモニアを試験管の中に溜めます。(B)

注意(ここは一番失敗しやすいところです。)

四つ葉そのとき、水滴がついてはいけません。
試験管がちょっとくもるくらいでやめておきます。
理由1;アンモニアは水に非常に溶けやすいからです。

四つ葉試験管の口は絶対に上に向けてはいけません
理由2;アンモニアは空気より非常に軽いからです。

3、(B)を(A)の中に入れて、しばらく待つと、
(A)の中の水が(B)の試験管の中にどんどん入っていき、水位が上がります。
(B)の中のアンモニアが水に溶けるので、(B)に入った水は、赤紫色になります。
理由3;アンモニアはアルカリ性。
    フェノールフタレイン溶液はアルカリ性溶液を赤紫色にするから。


アンモニア水を熱したアンモニア蒸気を採取する方法だと、
1cmぐらいしか上がらないのですが、
原理としては、アンモニア噴水実験と同じなので、
簡単かつ一人一実験で、アンモニアの性質(理由1、理由2を参照)を
体感することができる、

・・と、教えていただきました。

参考までに、

アンモニアの蒸気を利用する代わりに

塩化アンモニウムと、水酸化ナトリウムで反応させてつくった
アンモニアを試験管にためて、同じような実験をやった結果です。

anmonia

アンモニア(気体)が大量に出るので、1cmとは言わずに、
何センチも高いところまで水位が上がりました。






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最終更新日  2008.11.22 16:42:39
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