Power of dream　～いまを生きる～

今日は、Ｋ女声合唱団の演奏会でした。

Ｋ女声にとって、はじめてのコンサートで、
みんな緊張していました。
Ｇ先生も風邪をこじらせた直後で、
ソロが歌えるかどうか、ご心配されていた様子でした。
それでも、3年前に他界したＢ先生の追悼の気持ちも込めて、
このコンサートを通して、何かを伝えることに、
一生懸命でした。

スタッフ不足がネックでしたが、照明に詳しい団員もいて、
スムーズにコンサートをすすめることができました。
椅子出しなど会場づくりは、団員みんなでやりました。

そして本番。

ソプラノの声の伸びがとても良かったのです。
傍からきいていて、びっくりしました。
うまくアルトとメゾにのっかっている感じがしました。
途中、全体的に微妙に崩れたところがあったかもしれないけど、
それによって音楽の流れを止めず、
しっかりとした音楽がつくれたと思いました。
だいぶ成長したな。と思いました。
Ｇ先生のソロも、数日前に風邪をこじらせていたとは思えないくらい、
完璧で、聴いていて感動しました。

ピアニストを担当してくださった団員の娘さん（音大3年生）の伴奏も、
自然な感じで、とてもよかったように思います。
彼女もＧ先生からたくさんのことが学べたようで、
とても充実していたということ。これからの成長がとても楽しみです。

私自身の感想

今回の演奏会は、Ｂアンサンブルの演奏会に比べたら、
いっぱいいっぱいにならなくてすんだかな。
でも、Ｂアンサンブルとのカラーの大きな違いに、
正直驚いてしまいました。
やはり控えめな合唱団なのかな？ひとりではしゃいでいた気がします。
そして、音楽や発声に対して、真摯に学ぼうとする姿勢に、
私はとても感動しました。
私自身、「これでいいや」と自信過剰になっていないのかな？と反省しました。
やはり音楽というのは、追求すればするほど、高いものを目指せるから、
いつでも初心に帰ることは、とても大切だと感じました。


なんと、生徒が聴きに来てくださいました。

今回、私の勤務先の生徒が一人来ました。
なんと、「今年一年の中で、一番思い出に残るイベントだった」
と言ってくださいました。
それを聴いて、とてもうれしく思いました。
Ｇ先生の指導法も気に入ってくださったようで、
Ｋ女声が混声合唱団だったら彼も入れたのになぁと思ったくらいです。
是非他の生徒にも聴かせたい。とのこと。
機会があれば、中学校で訪問演奏も夢じゃないなと思いました。

最後に、その生徒に、
私の変身ぶりもほめていただきました。

「理科実験助手やっているときのアブラナせんせーとは違う!!、華やかだ。」
だって。うわっ、うれしい
そりゃ大変身かもな。
今回選んだ衣装は、キャミソールにロングスカートだもの。
髪型もばっちりまとめて、化粧もしっかりして。
そして普段の仕事は、髪を振り乱して、
化粧もせず・・・・という人には見せられないような格好で、
仕事しているもの。

写真を撮ることができなかったのが残念。


その後打ち上げをやって、2次会で喫茶店でお茶しました。
時がたつのは早く、なんと11時。
積もる話はたくさん・・・・。
団員との交流も深まり、居心地の良さを感じた一日でした。