スーパーで見かけるバナナには
フィリピンバナナ、エクアドルバナナ、台湾バナナなどがありますよね。
すぎポンの父親は、
台湾バナナ派なのです。
「台湾バナナを買ってきたぞ」
「台湾バナナだからおいしいぞ!」
などとなぜか台湾バナナにこだわる。
でもすぎポンにとっては、馴染み深いのは
小学校の給食にていたフィリピンバナナ。
ドールとかチキータとか。
そのうち、だんだん
バナナの産地のことが気になってきたので、
調べてみました。
すると、
昭和30年代後半までは、日本で「バナナ」といったら
「台湾バナナ」を指していたらしいことがわかりました。
台湾バナナは昭和40年から42年にかけて輸入量シェアは
8割を超えていたそう。
しかし、
『昭和44年に2.9%だったフィリピン産バナナの輸入量シェアは、
短期間で急成長を遂げて、48年には47.5%となり輸入バナナのトップとなった。
シェ アは更に伸び、49年以降今日まで7割超の水準を維持し続けている。
「台湾バナナの時代」は終わり、「フィリピンバナナの時代」が始まったのだ。』
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まぼろしチャンネルHPより引用
http://www.maboroshi-ch.com/ata/lif_19.htm
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エクアドル産は、昭和38年の年間輸入量を見るとシェアは8割に迫ったが、
その後、台湾産の逆襲とフィリピン産の台頭で、天下は長続かなかなかったようです。
詳しくは、上記のHPにあるので、
興味ある方は読んでみると面白いですが、
バナナといってもいろいろな歴史があるんですね。
結局、父の時代は、
バナナといえば台湾産だった時代なのです。
人間って、やっぱり長年親しんだ味は
忘れられないのだなあ、なんて思いました。