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カテゴリ:すぎポン家
登山とキャンプの興味を持つようになってから、
自分の価値観が大きく変わりました。 例えば、いままで旅行の目的は、 美味しい料理を食べることや 素晴らしい施設に宿泊することといった 「自分では作れない」もしくは 「自分がまだ知らない」料理や体験を することにありました。 ところが、キャンプをしてみると 目的は、自然の中で楽しい時間を過ごす、 ということに変わりました。 変わった料理や豪華な料理でなくても、 ありふれた焼きそばでも、 自分たちで作って自然の中で 食べることが幸せだと感じるようになりました。 そして今回は着火材を使って 炭に火をつけたけれど 次回は、ライターを使わないで火を起こすところから 挑戦してみようというように、 チャレンジの方向も変わってきています。 寝ることに関して言うと いままでは、少しでも寝心地が悪いと 「もっといいベッドはないかなあ」 「枕をオーダーで作れば快眠できるかなあ」 「テレビ通販で薦めていたあのマットを敷くと違うんじゃないか」 といかに最高の寝具を使うかに関心を持っていました。 ところがテント泊登山をするためには、 寝具の選択基準が違うのです。 寝心地は良いに越したことはないのですが、 選択基準は「いかに軽くてコンパクト」なシュラフ(寝袋)やマットか ということになります。 ですので枕は持っていかず、 あるものを枕代わりにします。 シュラフの下に敷くマットも 軽量コンパクトを優先すると 半身分だけのサイズのマットを選ぶことになります 自宅と枕が変わったので眠れないとか言いうのなら、 そもそもテント泊はしない方が良いのです。 登山もキャンプも求めるものは 人によって違うでしょうが、 すぎポンの場合は、 「より原始的な方法」 「シンプルな方法」に向かうようです。 便利なバーナーで火を起こすより、 自然の中にある木や石で火を起こすとか。 テントだ、タープだ、グランドシートだ フライシートだと凝っていくより、 シングルテントのみで済ますとか。 「原始的な方法」「シンプルな方法」で成し遂げることによって、 達成感を味わうことが大きな喜びになってきました。 目的が変わると価値観が変わるということを 実感している今日この頃です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月19日 09時52分10秒
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