* orange apartment *

来季のＦ１は、『赤い皇帝』（フジテレビのネーミングセンスはどうかと思うが）すなわち、Ｍ・シューマッハ引退後の新世界を迎えます。

ルノーチームにマニフャクチャラーズとドライバーズのダブルタイトル獲得をキッチリ置き土産に残しながらも、若き常勝チャンピオンのＦ・アロンソがマクラーレン=メルセデスチームに移籍し、そのマクラーレンで一発の速さを見せ付けながらも５年間不本意な成績しか残せなかったＫ・ライコネンが、念願のフェーラーリのシートを襲うという、ドライバーの配置図が大きくシャッフルすることになりました。

他にも、タイヤはミシュランが撤退してブリジストンのワンメイクス化、名門ウィリアムズチームへのトヨタエンジン供給など、皇帝退位後のＦ１界は、先の読めない波乱模様を呈していて、Ｆ１ファンならずとも、ちょっとワクワクしてしまいます。

個人的には、（元は貨物車のカングー乗りですが）一応ルノーユーザーなので、アロンソ（どっちかつーと彼は憎まれっ子キャラですね。良い意味でも悪い意味でも、ドライバーとしてはイイ性格してますし）の抜けたルノーチームの動向が気になるところ。テストドライバーから昇格のＨ・コバライネン君に期待です。それと、ＢＭＷ=ザウバーチームに所属のＮ・ハイドフェルドも（実力は一線級ながらも、何故か地味で目立たない(^_^;）、昔から頑張っているドライバーとしての躍進を望んでいます。（ＢＭＷは今季までミシュランからタイヤのサプライを受けていたので、来季初はブリジストンとのマッチングに苦戦しそう）