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テーマ:東京 / 江戸(1214)
カテゴリ:レトロ・昭和、大正、明治
昭和の名店『聚楽台』最後の日です 本日2008年4月21日にこの店は閉じられます そんなニュースが今朝TVで流れていたので 急遽本日は聚楽台で食事をしました 実は自分は初めての入店です (*文化的意義も含めて長文&写真多いですよ)
JR上野駅前で上野公園手前に位置します この地で50年 建物の老朽化で閉店です(2010年に建替え復活するようです)
1階のショーウィンドウ 子供の頃って見てると目移りしちゃって なかなか決まらなかったな~
こちらのお子様ランチです 飲み物は何なんでしょうね?
2階に昇り店内に入ると 右側がテーブル席(窓側) 左側が座敷になります
写真で立ってる人たちは順番待ちです 自分もこの後ろに並びます
座敷席 桃山風の内装
14時くらいですが ビールやお酒を飲んで、色々なことを思い出してるのかな
窓側の照明 照明 50年前から使ってるのかな~
生ビールと?のセット これはなかなかお目にかかれないかも
電氣ブランですよ 神谷バーでしか飲めないものかと思ってました ある面幻の飲み物ですからね 昼飲むにはキツ~イお酒ですね
電氣ブランセット714円 セット割引90円だ 2種類のお酒セットってなかなか珍しいですよね 赤玉スィートワインもある 素晴らしい 懐かしのドリンク 森見登美彦氏もびっくりだろうな どちらも彼の小説に出てくる
餃子 440円 普通の味です
やまかけ 550円 ポテトサラダ 330円 ポテトサラダ美味しかったです
そして仕上げは
この店の名物 『西郷丼』 924円 上から 豚の角煮、さつまあげ、鳥そぼろに明太子、さつまいもの天ぷら、 半熟玉子(温泉卵)にほうれん草 西郷さんの故郷の鹿児島と九州の名産品で出来上がってるらしい はっきり言ってかなりの量です 味も美味しいよん
この店の前身は1924年(大正13年)に須田町食堂ではじまった聚楽 和食は勿論中華、洋食、そしてパフェやジュースなどもあり ファミリーレストランの走りと言われたらしい
また、この店は修学旅行などで東京に出てきた時に、 東京に住んでいる親類と待ち合わせをする店として とても有名だったのです
昭和の時代 東北地方などから 集団就職で上京した人達が初めて目にする場所は 「上野」
集団就職等で東京に出て来た人たちは 寂しくなった時に「上野」に来るとTVで聞いたことがある そこでは懐かしい故郷訛りを聞くことができ 故郷を思い出し涙したらしい
故井沢八郎氏が話す内容そして歌詞 人情・愛情・哀しみが溢れています 井沢氏は女優の工藤夕貴さんの父親です
またひとつ昭和の思い出が消えてしまいました でも人情の心は消えないでほしいですね
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