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テーマ:心のままに独り言(8846)
カテゴリ:人生
この連休中に一番感銘を受けたのは 井上康生氏の試合&引退会見でした
「わが柔道人生に悔いなし」 という発言を残し、現役を引退し 今後は指導者の道を歩むようです
フジTVのドキュメント番組ほか他局の生放送出演&ニュースなどで 井上氏の今までの生き様をある程度知ることが出来ました
宮崎県生まれ 小学校5年で日本一になってから その後中学・高校・大学とすべて日本一のタイトルを そして2000年シドニーオリンピックでは金メダル獲得(22歳)
シドニーオリンピック決勝 無敵な時代 このときもオール1本勝ち
26歳で迎えたアテネオリンピックでは日本団の旗手を務め 金メダルを確実視されたが、まさかのメダル獲得ならず(4回戦敗退)
そして井上氏の人生に暗雲が 実兄が心筋梗塞による突然死
右大胸筋断裂という大けがで1年6ヶ月のブランク このケガはその後の柔道競技でも 思い通り右腕が挙がらない程のものとなっていった
その後日本や国際大会でも優勝を逃すこともあり 井上康生の時代は終わったと囁かれる事も・・・
オリンピックイヤーの本年1月に 東原さんとの電撃的結婚
愛の力で奇跡の復活成るか などマスコミの話題となったが
2月のフランス国際で敗退 その後の4月6日全日本体重別選手権で優勝し夢をつないだ
そして北京オリンピック最終選考となる 4月29日の全日本選手権に挑んだが敗退
しかし自分が驚愕したのは 敗れた試合は残り時間もあとわずか(十数秒?) 実際判定となれば井上氏は有利だった(解説者もその旨発言)
ところが最後まで一本狙い それも伝家の宝刀『内股』を仕掛けて その必殺技をかわされ負けた
井上氏の豪快な内股(2008年3月の試合) 正に相手を一撃で倒す大技 美しい
試合後、退場するときには爽やかな顔をして柔道ファンに手を振っていた 勿論引退会見も全ては吹っ切れていた
『勝ちにいく柔道ではなく あくまでも一本をとる柔道』 その潔い生き方・人生哲学に大きな感銘を受けた
今後は指導者となっても 一本を獲りにいく精神を伝えていってほしい
東原さんの愛情そして優しさ思いやりも素晴らしいですね 強くて信念ある男には良い女性が自然と・・・ 頑張ろう~っと
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