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一夜明けて。
もう「あれは辛いことだった」という感情は沸き起こってはこない。 昨日の夢の中に、すべて置いてきてしまったのだと思う。 その厳然たる「価値」を思うのみ。 あれは私にとって必要なことだった。 心に宿る感情は、それだけだ。 -------------- 朔夜さん。 「くやしい」って、思わないの? 「見返してやろう」とか思わないの? ---------------- 貴女のそうやって「流す」所が、 僕は一番気に入らないんです。 ----------------- 1年と半年前に、いろいろな人から投げかけられた言葉。 くやしいだなんて思わない。 見返すなんて、私の辞書には無い。 これからも私は、流しつづけるだろう。 恨みだの妬みだの、私にとって無用なことは水や風と共に流れ去ってしまえばよい。 前の職に就いたのも、 前の職を離れたのも、 そして私がここにいるのも すべては 「運命」。 今の職場に勤めて、今日でちょうど1年。 雇用契約書も新しくなった。(※) 温かな微笑みとともに、 私の元へそれは手渡された。 (※パート勤務なので、1年ごとに契約をかわすのです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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