カテゴリ:PQ
前のブログで書いたとおり、今日はなつかしい人に会った。
その人の話していたことで、 印象深かったことをひとつ記しておく。 それは 「心が傷ついたとき、 また心が疲れたとき、 それを癒してくれる人を何人か、周りに持っておくといい」 ということだ。 --------------- かつてその人は、 私にこういうアドバイスをくれた。 「朔夜は、自分の心を守るためのスポンジを持つといいで。」 と。 当時の私の心は、スポンジ=防御壁がなく、 剥き出しだった。 いろいろなことに、傷つきやすかった。 その人の助言をきっかけに、 私は自分の心を自分で守ることを覚えた。 -------- 「うーん、今も忙しいけどな。なんとかぼちぼちやっとるで。」 「○○さんが疲れてもバリバリ働けるのは、 (私に教えてくれたように) 自分の心を自分で癒す方法をよくご存知だからなのでしょうね。」 と問うてみたところ、 意外な答えが返ってきた。 「そんなことないねんで。 オレは疲れたときは人に心を癒してもらう。 自分の疲れを自分ひとりで解決しようと思うのは… まーむずかしいわな。」 だから、頼ったり甘えたりできる相手が居るってことは大事なことやねん。 そういう旨のことをその人は話してくれた。 「オレ自身が人の悩みや愚痴を聞いて、 相手の心を軽くしたる…そんな事もあるで。 オレは自分が焼却炉やと思うてる。 人のグチを貰って、俺の中で焼いてしまうねんな。 焼くことでカサはだいぶん減る。 それでも、燃えかすはどっかに残るやろ? だからオレにとっても、 “その燃え残りを捨てられる場所があること”が、大切なんや。」 そんな話を聞いてきた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 11, 2006 08:58:40 PM
コメント(0) | コメントを書く |
|