カテゴリ:近況
昨日は、ずっと楽しみにしていた
美術館の企画展の初日でございました。 追悼水木しげる ゲゲゲの人生展 水木先生のご命日(11/30)の翌日から 縁のある山陰で開催とは粋なはからいです。 (お隣の鳥取県には「米子鬼太郎空港」がある) ではさっそく年間パスポートで入場。 場内はもちろん撮影禁止ですが いい動画があったので貼っておきます。 昔の原稿用紙ってプロもB5サイズだったのね。 精緻な筆致で描かれる原画の数々にため息。 うーんやっぱアナログ原稿はいいねえ ちなみにワシの一番好きな水木キャラは 「悪魔くん」 原作のほうがアニメ版よりぐぐっとイケメン 眠っていたショタ魂をくすぐられまくりです。 【中古】その他コミック 悪魔くん / 水木しげる 実はこの日、朝イチで行列に並んで ぶじ整理券をゲット。 京極夏彦講演会 「水木さんの素・妖怪の元」 いやあこんな田舎にようこそ、大御所 (年パスか観覧券があれば聴講無料) チラシどおりのご衣装で御登壇です。 んで、一発目 「今のネコ娘はすごい人気あるんですよ」 ゲゲゲの鬼太郎 CHARACTER BOOK ねこ娘大全 ふぁー??? 「ゲゲゲの鬼太郎」は 実は今もTVアニメ6期が放映中。 ネコ娘の歴史を延々と語りはじめる京極先生。 6期のネコ娘はクールビューティで 3期には、ユメコちゃんという恋のライバルがいて.. あげく仮面ライダーやガンダムの話にまで。 せ、先生... ヲタクのわかりみが深すぎる。 でもかんじんの水木しげるの話しは? って思ったら そこは前フリだったようで (前フリ長っ!) ちゃんとそれ以降は深イイお話に --- 現代ニッポンの「妖怪」の観念を固定されたのは 水木しげる先生である。 水木作品を構成する3つの要素 1つめは 思い出(幼少時代の幸福なノスタルジー) 2つめは 離脱感(戦争体験 あの世とこの世) そして3つめは 幸福感 水木サンの幸福論 働けるしあわせ、ごはんが食べられるしあわせ 大事なひとと一緒に過ごせるしあわせ... 人生にはそこらじゅうに幸福がごろごろ転がってる。 なのに、皆それに目を背け、気づかずに いつもあさっての方向をみてため息をつく。 ほんとは幸福に気づかなきゃだめだよ。 って教えてくれる。 以上3つの要素が水木作品、そして 「鬼太郎」が50年以上、ひとびとに 愛されている理由です。 --- ユーモアを交えた軽妙な語り口に 会場はどっかん、どっかん沸いて 90分、あっという間でございました。 実は京極夏彦、未読なんですが、おすすめはどれ? 夜は、お絵かき会の忘年会。 このイタリアンのコースが凝ってて めっちゃうまかった。 素敵な絵を見て、素敵な講演会のあとは 素敵な方々と楽しい時間を過ごしました。 先生、ワシの人生にも幸福がごろごろしてます。 きょうもしゃーわせな一日に感謝 ■本日もご訪問ありがとうございました■ 【体験談・母子家庭のマメ知識リンク集】 (PC版のHOME画面上部に常設) あなたの応援クリックに励まされております。 いつも本当にありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[近況] カテゴリの最新記事
|
|