カテゴリ:ヲタクな日々
雨の土曜日になったきょう
ヒマなので、 家でマンガを読んでました。 ブルーピリオド 「美大を目指して青春を燃やす スポ根受験物語!!」 (コミックスの裏カバーより) この夏、実写で映画化されるみたいです。 大好きな佐伯先生が薬師丸ひろ子なのがよい。 ユカちゃんが成功のカギだと思います。 アニメも傑作です。Netflixで観れます。 主人公の矢口八虎(やぐち やとら) いわゆる「エリートヤンキー」で いつも周囲にあわせて、 なんとなく他人軸で生きてた日々から 自分軸で生きることに目覚め、 見事、目標を勝ち取るまでの物語 絵とか美術とか興味ないひとでも ふつうにグイグイ引き込まれる作品 恋愛要素がゼロなのもいい。 たとえば、数学の問題なら 導く方法は色々あれど ゆるぎない「解」はひとつしかないので 勉強すればするほど、 できるようになる(=合格に近づく)けど 美大受験には正解なんてない。 作中で八虎が目指す、 東京藝大 油画の現役生の競争率は 実質200倍ともいわれ たとえば私が高校生のときに 立ち読みした藝大の赤本には 絵画科油画専攻 第二次実技試験 出題 「好きな絵を描きなさい」 制限時間 8時間 とかこんな感じ。 そんな得体のしれない怪物相手に戦う、 八虎や、その仲間の受験生たちの苦悩と アツイ闘い、それを支える 先生、友達のドラマ・・・ ちょっとほかの漫画にはない種類の 感動がたくさんつまってて ふとしたシーンでも泣ける泣ける!! 原作者の山口つばさ先生(女性です) ご自身が、実際に東京藝大の油画を 現役合格されてるので 説得力もハンパないのですよ。 私も、八虎のように親に 「お金がないから私立の美大は無理」 「絵なんかでメシは喰えん」 しかも「浪人は許さん」 と言われて、国立大の教育学部の 中学教員養成課程美術科へ進学しました。 仕送りも大変なのに感謝してます。 (先生になるなら・・って許してくれた。 ならんかったけど・爆) こちらは私が大学生のときに描いた ブルータスとモリエールさん。 いろいろおかしいけど高校時代よりはマシ。 それで実は高校3年生の夏休みに 下宿して広島の予備校で美大受験の 勉強をしたことがあります。 初日に描いた石膏デッサンが品評され 上位からABCクラスに別れるんですけど うっかりAクラスの最下位に 滑り込んでしまい、 めちゃくちゃ苦労しました。 八虎の気持ちがわかる・・・ そのときなかでも、とびぬけてウマイ 小柄な女の子がいました。 ブルーピリオドでいうなら まさに桑原さん的な。 そして月日は流れ、なんと30年後に 1枚の絵ハガキがきっかけで 私は島根の画廊で 彼女(たぶん)に再会します。 「私たち、出会ってましたね」 そんなマンガみたいな 出来事あるんだなあ。 2人のシングルマザー | ひとりで楽しも。 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp) 毎年ご案内をいただく 広島の三越での個展のハガキです。 一度訪問しましたけど、 ほんとに優しい素敵な絵を描かれるんだよなあ。 ■本日もご訪問ありがとうございました■ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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