お昼前にＡからメール。『今夜接待が延期になったから、ゴハンでもどう？』　
『わーい！　多分少し残業になるけどいい？』　『ＯＫ。どこがいいか考えておいて。』
20時に待ち合わせ。残業中に差し入れがあり、私はかなりお腹が満たされちゃったので、
『お腹空いてる？　いきなりバーでもいい？　【Ｊ】なら料理のメニューも多いしおいしいと思う。』
高層ビルの上階にある【Ｊ】に、まさかＡが来たことがないとは思わなかった！
結果的に彼は、ロケーション・雰囲気・料理の味・値段などなど、すべてにおいて満足した様子だった。
『ココは使えるなー。もっと早く知ってれば良かった･･･』　
オーダーは、バーに来るとカクテル系が飲みたくなる私、ソルティドッグのあとにブラッディメアリィ。
Ａは、ビールのあとにバーボンのロック。彼もいつもと違うのであった。
料理は、グリルドチキン・ポテトフライ・スモークサーモンとチーズのクレープ包み？。
ポテトをつまみながら、『やっぱりファストフードとは違うなー』　一緒だったら困るっ！
今日の彼は饒舌だった。昼に、高校の時からの友達に逢って、イロイロと語り合ったようで。
独身のその友達は、最近会社を早期希望退職したとのこと。で、割増の退職金と会社の持ち株で、
ナント5000万円を手にしたんだって！　現在は失業手当をもらっている身分で、自由気ままなのだとか。
ほほー。特に羨ましいとかは思わないけど、よくわからない時代になったもんだ。
それで、その友達には離婚することを打ち明けたって。Ａが他人にそういう話をしたのは初めてカモ？
ちょうどその時、友達から電話が入った。『離婚のこと、他のヤツに話してもいい？』
近々同窓会があるらしい。Ａは『いいよ。みんなに意見聞いてみて。』　Ａは不参加なのだ。
そこから、私たちの具体的な話になった。転勤発表まであと10日だ。
今後の住宅手当の絡みで、8月中旬までには離婚したいんだって。
『娘さんの件は解決できそう？』　『まだわからない。』　それ以外は着々と進行している模様。
バーで2時間を過ごしたあと、Ａの部屋へ。明日は私が直行で、ゆっくり出ればよいので、
結局泊まっちゃったわ。なんだか充実してるなぁ･･･