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2005.08.21
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カテゴリ:彼の話
ホントに4回目かしら。3回目だったかも。
今回はいわゆる夏休みのイベント。Aとの温泉旅行。11時に迎えに来てもらって出発。
ランチは、経由地にある老舗っぽいホテルの和食処【K】にて鮎づくし。
ここはあらかじめ検索しておいたのさ。日曜日だからかすごい人で、オバサマ達の集まりがわんさか。
『ご予約はいただいてますでしょうか?』 と言われたのでムリなのかな?
と思ったが、窓際の良席に案内された。まずお品書きが来た。
ホントに鮎ばかりだ。トータル5匹分の鮎。塩焼・甘露煮・フライ・魚田・雑炊とデザート。
Aが、塩焼の骨をキレイに抜いたので、『スゴーイ。お上手~!』と褒めたら、
まるで子供のように得意げであった。そして私の塩焼の骨も抜きたがる。
『イヤ。自分でできるモン。』 ・・・しかし失敗。鼻高々なA。無邪気ですこと。
甘露煮は非常に薄味で、いちばん気に入りました。まるごと食べられます。
フライは、2枚におろした身と、骨・頭も揚げてあって、結局全部食べられる。
雑炊は、私は卵でとじないアッサリ系が好きなんだけれど、それではなかった。
3種類の香の物がおいしいな。めずらしく私が平らげました。
そしてデザート。「季節のフルーツ」とお品書きにはあった。『何だと思う?』とA。
『んー。梨とブドウ。』 『僕はメロンだと思うなー 賭ける?』 『いいよ。ナニを?』
『人生!』 『もうほとんど賭けてるんだけどナー?』
果たして結果は??? なんとスイカでした! 『勝負はおあずけ! 夕食だな。』
料理に満足して、一路温泉地へ。目的地に近づくにつれ、天候が悪くなっていく。
雨がしとしとし始めた頃、16時過ぎにホテル【K】に到着。
クルマを玄関に寄せたら、番頭姿のヒトが傘を持って出迎えてくれた。
フロントは、一見フロントらしくない。ロビーのテーブルで待つように言われた。
しばらくしておしぼりとお茶とお菓子が運ばれる。へー。部屋じゃなくてココなんだ。
ぐるっと見渡すと、随所に和風の小物があしらわれている。香も焚かれていた。
なかなかセンスがよいわ。たまにナンダコレ?と思うようなモノもあるが。
貸切露天風呂があるというので、21時に予約を入れた。楽しみだな~
女性はこちらから浴衣をお選び下さい、と言われ、キャー、ポイント高いわっ!
全部柄が違うようだ。50枚ほどあるだろうか? 私はグリーン系をチョイス。
『どうかな?』 『いーんじゃない?』 このホテルは絶対カップルが多いと見た!
夕食は18時に頼んで、部屋へ案内される。古いほうの館だったが最上階。
窓からは温泉街と川が見える。廊下にも部屋にも和風小物が。徹底してるな。
さ、早速浴衣に着替えてお風呂へ。脱衣所がこれまたシャレていた。こんな脱衣所見たことないよ。
浴槽は2つで、広めのひのき風呂と岩風呂。半露天状態。開放的でヨロシイ。
お湯は、んー、やや塩素臭がする。残念。24時間入れるから、かけ流しかと思ってた。
無色透明で、ややヌル感がある。お肌には良さそう。休憩所が用意されていて、
湯上がりのミネラルウォーター・麦茶・コーヒー・紅茶がフリーであった。
本や雑誌もたくさん置いてあるし、こーゆー気遣いはありがたい。
Aは既に缶ビールを飲み、新聞を読みながら、私を待っていた。
『お湯の評価はどう?』 『塩素がネー』 『僕はもう少し熱めがイイナ。』 好きなコト言ってます。
次のお楽しみの夕食は、食事処の個室にて。ここは白い壁に一輪挿し程度で、
装飾品がほとんどないのが意外。蛍光灯で妙に明るいし。もう少しシットリとした雰囲気が欲しいところ。
テーブルの上に、昼と似たようなお品書きが置いてあったので、『何で持ってきたの?』 とA。
一瞬の間があって私は大笑い。『似てるけど違うよ~ でもホントにそっくり~』 
そしてビールで乾杯。落ち着いて食事ができるからいいな。
だが、料理は昼のほうがおいしかったと思う。なんつーか・・・繊細な味ではないのさ。
ランチ時引き分けに終わった勝負を再度試みる。さてデザートはなんでしょう?
『ここはいよいよメロンかな。』 『じゃあ僕はキーウィ。』 結果は、なんとフルーツではなかったよ。
ミルクプリンみたいなもの。小さなキーウィが添えられていたのでAの勝ちってことに。
マッサージ10分を賭けたのだが、2分に減点だよ。
食べながら、将来について真剣に語り合った。『ホントにいい?』とAが私に聞く。
『エ? どーゆー意味?』 『例えば、仕事から逃げるために結婚しようとか思ってない?』
『それはないよ!』 即座に全面否定。そんなこと思ってたのかぁ。
続けて『あの・・・ ずっとついていくつもりでおりますので、ドーゾ宜しくお願い致します。』
とAに頭を下げた。そうしたら彼は、ウレシさを噛み締めるような表情で、姿勢を正して私に握手を求めた。
『選挙じゃないんだから!』 と笑って応じたけど、なんだかスゴク幸せだ~! 絶頂期かも。
部屋に戻ってしばらくじゃれる。その勢いで(?)貸切風呂へ。コレいいわー。
私よりAのほうが気に入ってたかも。湯船は2人で入っても十分な広さ。夜景が見えて雰囲気抜群。
しかし、残念ながらここは温泉じゃないんだな。それに私にはちょっと熱い。
40分間堪能して、また風呂上がりのビール。濃厚に愛しあったあと早々に就寝いたしました。





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Last updated  2005.08.24 23:10:52
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