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カテゴリ:日常・・・
Aが仕事に行っている間に美容院へカットに行く。前回からAの家の近くのお店に替えたので、ちょーどいいのだ。
『今すぐでも大丈夫?』と電話を入れたら即OK。早速出掛ける。 前回カットを担当してくれた美容師さんににこやかに迎えられた。 シャンプーの後、『どんなカンジにしますか?』と聞かれ、私は最近の髪の悩みを訴えた。 『いくら朝巻いて固めても、湿度が高いとダメなのよー。しかも妙な方向にはねるし。』 美容師さん、少し考えたあと、『今日は時間あります?』 『あるよー。たっぷり。』 ナンダロ?と思ったら、『トリートメントしません? すごく良いんですよー』と言われた。 へぇ? 確かこの前もオススメされた気が。『今日はヒマなので、お試しで無料でやります。』 マジで? やってやって! それにしても店長にお伺いを立てなくていいのかっ??? 私はトリートメントを美容院でしたことはないのだが、単に髪が痛んでいるからやるものではないらしい。 髪の弱いクセを直したりできるとか。そーなんだー。で、トリートメント開始。 液を塗りまくって、熱を加えて、また別の液を塗って、ミストをあてながら放置して、洗い流す。 結構大掛かりなのだった。途中でお茶を出してくれた。その間に、お客が次々と来店・・・ 『ヒマどころか、逆に忙しくなっちゃったねー。悪いねー。』 『いえいえ。お客さんを呼び込む力があるんじゃないですか? 前もそうだった記憶なんですけど。』 おー。そーよそーよ。よく覚えてるなー。このあと、妙にフレンドリーな会話になった。 彼はもうすぐ30才。そろそろ結婚しろと親がうるさいらしい。『彼女は?』 『いたら苦労しません。』 『社内は?』 『美容師同士の夫婦って、離婚率がすごく高いんですよっ!』 『じゃあ合コン?』 『いつも貧乏クジです。』 『芸能人でいうと好みは?』 『甘えさせてくれる菅野美穂。』 『・・・ムリだね。』 『ですよね・・・』 『お客さんとの恋愛はご法度?』 『建前はそうですけど、ウチの店長はそのパターンです。』 ふーん。そーなんだ。『じゃあ菅野美穂似がいたらここに送り込むね。』 『ゼヒ紹介した下さい! ただし地域限定。』 『どーして?』 『近くにいないとダメです。甘えたいですから。』 『年上でもいいの?』 『むしろそのほうが。20代前半は却下。』 ほーぉ。意外だね? 結構イイ男なんだけどな? ガッチリとした体系にガキ大将みたいな顔。性格もよさそーだよ。 今度は私が尋問を受ける。『今日はお休みなんですか?』 『土曜日に出張したから代休ね。』 『えー出張があるんですか? できるオンナは違いますねー 絶対モテますよね?』 『ナニ言ってんの。そんな経験は一度もナイっ。』こーゆー話術がお客さんを逃がさない秘訣だろうな。 カットは、長さをあまり変えずにスッキリさせてと頼んだ。 トリートメントだけでもボリュームが抑えられているはずだとのこと。 流れを出さずにまっすぐにブローをしてもらって出来上がり。おー、ツヤツヤだ。 『サトエリみたいですねー。』 まだ言うかっ! で、ホントにトリートメントはタダだったよ。『月イチぐらいでやるといいですよ。』 4000円ってさ。 ありがとうございます、と丁寧にお礼を述べました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.24 15:26:20
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