口蹄疫で詐欺未遂
宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題。殺処分の決まっていた種牛49頭がまだ生存していることが明らかになり、23日には49頭の救済を求める畜産業者ら約6,200人の署名が県に提出されたり、と、宮崎県は大変な事態となっています。そんな中、口蹄疫の義援金名目で寄付を求めた詐欺未遂事件が発生したそうです。それも宮崎県内でです。22日午前9時半ごろ、宮崎県西都市黒生野の食品会社を、実在しない組織名を書いたプレートを首から下げた2人組の男が訪れ、口蹄疫(こうていえき)の義援金名目で寄付を求めた。宮崎県警は詐欺未遂事件として調べている。県警によると、男は60代と40代とみられる。60代の男は身長165~170センチで黒っぽいシャツを着ており、40代の男は身長170センチ程度で中肉、モスグリーンの作業服姿だった。応対した女性職員に「口蹄疫の発生に伴い、義援金をお願いします」などと話しかけ、女性職員が社長に連絡を取りに行った5分ほどの間にいなくなっていた。「宮崎県家畜普及協会」と書いたプレートを首から下げていたが、こうした名称の組織はない。(毎日新聞より)そのうち出ると思ってました。こういう詐欺が。でも、今回は特に許せないよね。宮崎県の皆さんがほんとに苦しんでる時に。あの東国原県知事が涙を流して訴えている姿を見て、宮崎県の皆さんの気持ちが伝わってくる気がしました。今はまだ風評被害もなく、スーパーでは普通に牛肉は売られてるけど、この先、宮崎県の種牛がすべて処分されてしまったら、・・・どうなるのでしょう?今TVニュースで、種牛49頭はやはり殺処分が決まったと言っていました。鳩山総理も同意したということです。