TENKO WORLD

　　　　　　　　　　夕べの立待月は冴え渡ってとてもきれいでした。





　　　　　　　　最近”老いる”ということを少し考えるようになって、

　　　　　　　　　　　　　図書館で目に付いた本がこれでした。



　　　　　　　　　　　　新藤兼人　「いのちのレッスン」


　　　　　　　　　　　　　　　　




　　　　　　９５歳にして現役のシナリオライターであり映画監督である人が、

　　どんなことを思っているのか、どんな風に生きているのかとても興味をそそられました。



　　　　　　　　　中身はとても濃く、珠玉の詞がたくさんちりばめられていて、

　　　　人はこうありたい、こういう風に年をとりたい、こんな風に生きてみたいと思いました。



　　　　　　　　　　　　　　　　良い写真でしょ～


　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　




　　　　　　　　　　　　　　人はいかにに生きるか・・・・

　　　その答えは、

　　　自分自身を良く知り、自分の夢を形にして現実の中に投げ込み、

　　　　　がむしゃらにそれにしがみついて生きるしかない！！！

　　　　　　　　　　　　誠実に、まじめに・・・・



　　　　　　「愛」とは愚直なまでの誠実さだとも書かれています。





　　　　　今は広島の”ピカ・ドン”を映す映画を撮りたいから２０億欲しい！


　　　　　　　　　　　　　　すごい人です！！



　　でも、監督も母の無条件の愛があったからこそ、今もちゃんと生きて行けるのだと書いておられます。



　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　51歳に撮った映画「母」のタイトル　岡本太郎作



　　　「人はみながみな世の中に貢献する仕事をしなければならないことはない。

　　私の母のように、本能的に子供を育て、なんら仕事をしたという意識もないままに

　　死んでもかまわない。それが本当の人間の生きる姿だし庶民の歴史だと思う。

　　子供が小さいうちは無条件で抱きしめてかわいがれば、その子は一生生きてゆけるのだ。

　　私はお母さんから力をもらって、生きてきたのである」









　　　　　　　　　　読書の合間に、

　　　　　　　たくさん作ったジェノベーゼ・ソースを練りこんだパンを焼きました。



　　　　　　　　　　捏ねてる間中、バジルの良い香りが～♪


　　　　　　　　　　　　　　



　　　８個に分けて、カマンベールチーズをくるんでバジルの葉っぱを乗せて焼きました。