TENKO WORLD

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　なかなか暖かくならないですね



　　　　　　　でも、鉢植えの桃色タンポポのつぼみは頭を擡げはじめ、

　　　　　　　　　チューリップも今にも開きそうになってきました






　新物のちりめん雑魚が出たので、塩昆布とあわせて、リュスティックを焼きました。



　　
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　


　　　　　材料（８切れ分）

・国産強力粉・・・・・・・・・・・・１７５ｇ
・全粒強力粉・・・・・・・・・・・・・５０ｇ
・ライ麦酒かす酵母・・・・・１５０ｇ（1：1）
・スキムミルク・・・・・・・・・・・・・大２
・オリーブオイル・・・・・・・・・・・・大１
・キビ砂糖・・・・・・・・・・・・・・・小１
・ぬるま湯・・・・・・・・・・・・・１１０ｇ
・ちりめん雑魚・・・・・・・・・・・・４０ｇ
・塩昆布（細切りのドライなもの）・・・４０ｇ
　　（昆布に塩気があるので、塩は入れませんでした）




　　
・全ての材料を混ぜ合わせこねた後、ちりめん雑魚と塩昆布を入れ込んでゆく。

　　　　　　　　　　　　　　

　　　　細かくてぱらぱらこぼれ落ち、これがなかなか入っていかない



　　　　　　　　　　　こね終わったら、タッパにれて一晩発酵


・翌朝、ガス抜きして２０分ベンチタイム後、平らに伸ばして、スケッパーで三角に分割

　カットした面を絶対触らないように天板に並べて、４５分位二次発酵。


　　　　　表面にライ麦粉をふって２１度のオーブンで１７～２０分焼く！




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　
　　　　　　　焼きたてを割ってみると、磯の香りが鼻をくすぐって～


　　　　　　　　　　　　　一口ちぎって

　皮はカリカリで中はもっちり～噛むほどに昆布とちりめん雑魚の旨みがじんわり広がって～

　　　　　　

　焼きおにぎりのような和風リュスティックになって、朝食にぴったり






　　　　　　　　　　　　パンを焼きながら

　　　　　図書館でリクエストしておいた本が来たので、読みました。


　　　　　　　　　　　　　　　小川糸著


　　　　　　　　　　　　　「食堂かたつむり」



　　　　　　　　　　　　　　　　　　




　　　材料をいつくしみつつ料理をする主人公、倫子の姿に「かもめ食堂」のサチエを思い出しました。

　　　が、かもめ食堂のように、あんな明るい青空のような話ではなく、

　　　恋人に逃げられてしまって、なぜかエルメスと言う名の豚を

　　　飼いながらスナックを営んでいる、そりの合わない母親の元に戻って、

　　　一日一人のためにだけにメニューを考えた料理を出す食堂を始めるのです。。。



　　　食べること、食の根源に立ったような、衝撃的な終章が待っているのですが・・・・


　　　　　　　　　　　　それは読んでのお楽しみ～







　　　　　あすからは、すこしは春らしく気温も上がってくるそうな～～～