●キキョウの花の不思議!
キキョウの花が咲き始め、 蕾もたくさん持っていて、当分、楽しめそうです。 ただ眺めているだけですと、ぜ~んぶ花の顔が同じように見えますが、 ・・・・違います! 違うんですよ~! 真ん中の雌しべが5弁の花のように見える時、雄しべは枯れて(?)います! 花の咲き始めって、雄しべの時代!葯(やく)が、固く閉じた雌しべを取り囲んで、花柱の周りに花粉をつけます。 そして、蜜を求めて来た昆虫達に、花粉を運んでもらい、 雄しべは役目を終えて、倒れこんでしまいます。 それから、雌しべの時代!5つに裂けて外向きに反り返って、他の花の花粉を待っています。専門用語で、雄蕊先熟(ゆうずいせんじゅく)って言うそうです。自花受精を防ぐためだそうです! お見事! おまけの話ですが、キキョウの蕾は、花弁の縁と縁がぴたりと合わさっています。ユリとかもそうかな!? でも、朝顔とか、ねじれて待機しているし、他の花って、一つの片の縁が他の縁に重なっているのが多いと思う。 キキョウの蕾は、風船みたい!案の定、Balloon flower バルーンフラワーという英名を持っているそうです。 蕾をチョット強くつまむと、ポン!とはじけると去年何かで読みました。 満開の時、3つほど潰してみましたが、指に伝わる感触は、ポン!に近いのは1つだけで、あとの2回は プスーッ、と、気の抜けた感じの感触!もう、やんない! 【花言葉】 変わらぬ愛・誠実・従順 φ(。。 )ポチッと?