|
カテゴリ:スペイン
暑い。
とてつもなく、暑い。 パリからたった1000km南下しただけなのに、 何なんだ、この暑さは!! 中近東、及びエジプトの後だったおかげも会って、 イタリアやフランスでは地元の人間が大汗をかくような日差しでも、 屁とも思わず元気に動き回っていた私ですが、流石は情熱の国。 昼間の体感気温は恐らく40度前後。いくら乾燥しているとはいえ、 こうも暑いと、ただ突っ立っているだけで汗が滴り落ちてきます。 それでも、決して安くはない宿代を払って滞在するバルセロナ。 水道水をガブのみしながら今日も元気に観光に繰り出すわけです。 さて、人呼んで「芸術の街」の別称を持つバルセロナ。 ただでさえ芸術性の高いヨーロッパの街並にあってさえ、 ここバルセロナは別格。アールヌーボーをはじめとした 様々な建築様式を取り入れた建物が街を埋め尽くしており、 ただ散歩をしているだけで、我々の目を楽しませてくれます。 例えば、宿の近所のマンション。 何処かのお城か沖縄市のラブホテルみたいですね。 住宅街で見掛けたマンション。松の木がモチーフになった柱に、 アールヌーボー様式の曲線を多用した扉。オシャレ。 コチラ、天才建築家「ドメネク・イ・モンタネール」がデザインした、 アントニ・タビエス美術館。沸き立つ雲のような屋根がブッ飛んでます。 ですが、何といってもこのバルセロナの街を 最高に面白く見せている一番の要因は天才の中の天才、 アントニオ・ガウディの建築物によるところが大きいと思います。 以前私が皆さんに御紹介したサグラダファミリアが 最高傑作としてテレビや雑誌で取りざたされていますが、 サグラダファミリアだけがガウディじゃない!! 彼の偉大なる作品の数々が街の中に点在しており、 インクをこぼしたような青い空と濃い太陽が照付ける バルセロナの街を、一層カラフルに彩ってくれています。 なので、今日から3回に渡り、バルセロナ中に散らばる 天才・アントニオ・ガウディの作品の一部を皆さんに ご紹介していきたいと思います。 まずは、世界最速にも登録されている、 カサ・ビセンス。 ガウディの処女作です。当時流行していたネオ・アルハンブラ様式 (アルハンブラ宮殿の模倣)の影響を受けてた、花柄のタイルを ふんだんにあしらったカラフルな邸宅です。 庭にシュロの木がたくさん生えていたことから、 家の冊はシュロの葉を象ってデザインされています。 ちなみに、世界遺産でありながら、 コチラ現在は個人住宅である為、中に入ることが出来ません。 外から眺めて「カッコイイなー」「スゲーなー」と 感想を言うことくらいしか出来ないのが残念です。 バルセロナの中心地、カタルーニャ広場からほど近い 住宅地の中に聳え立つコチラのビルの名はカサ・カルベ。 ガウディにしては大人しめのデザインですが、よくよく見てみると、 やはりガウディらしい自然からインスピレーションを受けた 装飾が細かいところまで施されており、見ていて飽きません。 扉の取っ手までアールヌーボー。 当時は1階が建築事務所、2階はオーナーの家、3階より上は 賃貸住宅として作られたそうです。ちなみに、世界で一番最初に、 賃貸型の集合住宅を作ったのはガウディなんだとか。 現在は高級レストランとして営業しており、 食事をすれば中に入ることが出来ます。 当然、私には入れません。 いいもん、絶対にまた来るもん、バルセロナ。 そして、「三線マンが行く!!<世界一周編>~天才ガウディ特集」 第1階目のメインでご紹介するのはコチラ。 ベルセロナ1のメインストリート、ライエタナ通りに面したカサ・ミラ 徹底的に直線を排し、なだらかな曲線で構成されたこの建物のテーマは山。 また、石を積み上げたようなデザインから「ラ・ペドレラ=石切り場」 とも呼ばれています。 柔らかい曲線を描く鉄とガラスで作られた扉を潜って中に入ると、 まずはエントランスホールの天井や壁一面に描かれた 淡いパステルカラーの花の模様が我々を出迎えてくれます。 建物には2カ所、大きな中庭は設けられています。 コチラも曲線のみで構成された柔らかいデザイン。 1階から3階に続く渡り廊下の屋根は、木の葉を象ったデザイン。 特徴的な外観とは打って変わって、一応曲線で統一されていますが、 大理石と石工で統一された内部は意外と普通の住居になっています。 それでも、内部に展示されている、アールヌーボー様式の 家具セットはステキです。こんな遊び心たっぷりの家に住んでみたいですね。 打って変わって、最上階はレンガで統一された、 まるで大きな魚のあばら骨の下にいるような不思議なデザイン。 ガウディのぶっ飛びっぷりを如実に表した、 他に似ているものが全くない不思議な造りになっています。 コチラは現在、ガウディの建築に関する展示室になっており、 蜂の巣やナマコの外骨格など、彼の発想のもとになった様々なものの展示や ガウディがデザインした変わったイスなどが置かれています。 そして、何といってもこのカサ・ミラで一番面白い場所は屋上!! まるで、山の上から他の山脈の尾根を見渡しているかのような きれいな曲線が連なっています。ところどころ突き出ている、 人の頭のようなものはこの家の煙突。尾根から突き出た峰々を 表現しているのだそうです。 気持ちのいい風が吹き抜ける屋上から東の空を見てみると、 そこには建設中のサグラダファミリアがひょっこりと姿を見せていました。 きっと、ガウディもここからナカナカ出来上がらない サグラダファミリアを眺めていたことでしょう。 さて、そんなわけで、100年以上のときを経ても、 未だに我々に新鮮な印象を焼き付ける、 素晴らしいガウディの建築物、如何だったでしょうか? 明日は彼の有名な「グエル公園」を紹介します。 にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑ 「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、 クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * * 今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、 堀明則さんのブログです。 香港で起業した社長の和僑のススメBlog その堀氏が経営する会社のサイトです。 【ホープウィル投資管理株式会社】 マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業 Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd. +++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。 香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++++++++++++++++++ 国際電話低料金サービスをご提供しています。 こんな方に・・ 「海外とのやり取りの多い企業、また個人の方に」 「海外にご家族やご友人がいて、頻繁にやり取りをされる方に」 ◆最大88%OFF!業界トップクラスの低料金サービスを 24時間均一料金で提供します! ◆登録料・基本料は一切不要!通話料のみのお支払で 安心してご利用いただけます! お申し込みはオンラオインですぐできます。 ▼▼▼▼▼ http://www.nittel.bz/idd/iddservice.php?a-cd=202 +++++++++++++++++++++++++++++++ ありがとうございます!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[スペイン] カテゴリの最新記事
|