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カテゴリ:庭の花
この春、友人からひなげしの苗をいただき、いま咲いています。この花は蕾のときは、下を向いてうなだれていますが、花が開く時には、段々上を向いてきて、花が付きます。
下の画像は、諏訪湖畔の我が家の畑の隣りの家のヒナゲシ畑です。その方が草取りが大変だと言っていました。 この花は、雛罌粟(コクリコ)、虞美人草とも呼ばれています。 2005年のこのブログに与謝野晶子の雛罌粟の歌のことを書いたことがあります。 「明治44年11月8日、夫鉄幹は自分の行き詰まった仕事を打開し、新規一転するためフランスへ旅立った。船旅であった。 夫の洋行を勧めた晶子も夫を思う気持ちが高揚し居ても立ってもいられず、翌年5月5日、7人の子供を夫の妹に預け、自分も敦賀から汽船で出発。ウラジオストックからは汽車の旅、ハルピン・バイカル湖・モスクワを経由して、19日朝パリ北駅で出迎えの夫の胸に飛び込んだ。モンマルトルの丘の南のアパルトマンでのまるで新婚のような生活。晶子にとっては夢のような世界であった。」 「ああ皐月(さつき)フランスの野は火の色す君も雛罌粟(コクリコ)われも雛罌粟」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
June 9, 2020 10:14:49 AM
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