|
テーマ:ニュース(100265)
カテゴリ:時事
私の父は医者ですが、4月に84歳になります。今月まで自宅で現役で仕事をしていますが、来月から年金だけの生活に入ります。国立病院を辞めてすぐ年金をもらい始め、他の収入と合算して生活していましたが、年金だけになるとかなりつつましくなります。
でも、今までもらっていた年金を合計すると7000万円近くになると聞いて驚きました。(すみませんこんな話)おそらく支払った額の数倍はもらっているでしょう。こんな人が沢山いるのでは、年金は破たんする!と思ってしまいました。 「こんなに長生きするとは思わなかった。医者は収入をもらえるまでにものすごく時間がかかるから、長生きしないと元が取れないね。」 と父は言っていますが、じゅう~ぶん元は取ったでしょう。尊敬はいたしますよ・・ 両親や義母など、結構気前が良かったりするのはこういうことだったのね・・ 日本の「家」という制度が失われて、年老いた個人の面倒を国が見てくれるというのが年金制度だと思いますが、良いのか悪いのか。年金制度がなかったころは、「家」という単位で相互扶助することが生活の知恵でした。今や「家」制度は崩壊していますから、歳老いた人がだだっぴろい家にぽつんと住んでいることが多いようです。先の震災で行方不明になられた方にもそういう人が多いようです。「家」とか「長男」の責任というものがなくなっている現代では家族の関係はドライです。 もしかして年金が破たんした時に、否応なく家族の結びつきが始まるのかもしれません。 にほんブログ村
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年03月26日 12時03分18秒
コメント(0) | コメントを書く
[時事] カテゴリの最新記事
|