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テーマ:人権擁護法案って?(116)
カテゴリ:政治
人権ってなんだろうと考えた事ありますか?
「人権」とは17世紀ヨーロッパで、ホッブスやロック、ルソーといった「社会契約説」を唱えた人が持ち出した概念だそうです。 当時のキリスト教社会での人権の概念とは「神から作られた人」でした。 この考えにのっとって建国されたのがアメリカ。 アメリカ独立宣言には、 「すべての人間は平等に作られている。創造主によって、生存、自由、そして幸福の追求を含むある侵すべからざる権利を与えられている。」 とあります。 それに対し、キリスト教の神を否定して人権宣言をしたのが、フランス革命の「人権宣言」。 神ではなく最高存在という名のもとに人権を説明したのです。その結果として、宗教弾圧、大量の処刑者、独裁、恐怖政治がおこなわれるようになりました。 戦後の日本では、宗教が否定されていますから、人権とは人間に起因する権利だと思われています。そのため、傷つけられれば人権侵害であり、また逆に「子供には遊ぶ権利がある。」などの「小さな暴君」が生まれています。 おまけに無神論者の左翼が「人権派」などと呼ばれるのです。彼らは憲法に書いてあるから人権を認められるなどと言いますが、憲法は変えられるものなので矛盾しています。 民主党が準備している「人権擁護法案」は、まさに危険な法案です。 組織された「人権委員会」が拡大解釈によって過剰な取り締まりを行うことになっても、内閣が止めることはできません。強大な権限をもってしまったら、まさに恐怖政治と同じです。 結局人権を守るとは、「信仰の自由」「思想の自由」「経済活動の自由」を守ることにつきます。人間より上位者を認めない人権は、恐ろしい方向に漂流していく可能性が高いと思います。 にほんブログ村
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Last updated
2011年09月24日 17時07分03秒
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