|
テーマ:政治について(20208)
カテゴリ:政治
戦後70年という節目の年に、戦争を総括しようという動きがあります。早速手に取りました。
池上彰著「世界から戦争がなくならない本当の理由」 著者は、客観的に世界の戦争の原因を分析をされていて、近代の世界各地の戦争の流れがつかめます。 私達戦後育ちの人間は、平和教育と称して戦争の悲惨さばかりを教育され、戦争=悪、戦争放棄さえしていれば平和でいられるのではないかという幻想に浸っていたのではないかと思います。この本を読んで、この70年間の平和が奇跡のようにも思えてきました。現在テロも問題になっていますが、かつて日本にも日本赤軍というテロ組織があってパレスチナまで行ってテロ活動をしていたそうです。オソロシヤ共産主義革命。 日本が第二次世界大戦に負けても、アメリカの最初の日本統治、民主主義や朝鮮戦争景気などによってうまく復興してきましたが、肝心な戦争の総括ができていない、独立国としての基本がなく外圧でばかり動いているなどの問題点が指摘されています。 この本は私達に考える材料を与えてくれます。戦争を回避するために色々な策を講じなければなりません。 第二次世界大戦は、欧米の植民地主義に対するアジア代表日本の自衛戦争という見方もあります。その後は共産主義の台頭により、民主主義対共産主義のイデオロギー対立戦争になりました。 朝鮮戦争もベトナム戦争も共産主義拡大を食い止める戦争です。 この米ソの対立が、いつの間にか民族や宗教紛争に入り込んで代理戦争になっていたりもするのですね。 この紛争だらけの世界の中で日本だけが安泰ということはありえないと思いました。集団的自衛権は戦争を起こさせないようにするための一歩だと思います。
アラフィフ主婦に共感の方、クリックお願い致します。 ↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年09月02日 13時17分40秒
コメント(0) | コメントを書く
[政治] カテゴリの最新記事
|