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カテゴリ:1/6サイズ着物
11月もなかばを過ぎて、いよいよ冬の準備のタイムリミット。 かねてよりリクエストの着物用のコートにチャレンジ中です。 まずは・・・パターン作り、目指すは深い打ち合わせのお襟の大きなコートです。 ペーパーで前後の中心線と肩のラインを決めて大まかに襟ぐり線をカット、袖丈や着丈を細かく測って書き込んでいきます。 それを元にパターンを作ります。 次は無地のシーチングで実際に作ってみます。 この段階では裾や袖口の縫い代は入っていません。全体のバランスを見てパターンの細かな調整をします。 裏付きのコートを目指したいので、縫い代を付けた型紙、裏布の型紙を作ります。 そして、完成したのが・・・ このコート。 生地は千鳥格子のウール混。画像で受ける印象よりサラッとした風合いです。 でも・・・どうも納得がいかずに、さらに今度は赤のベロアでチャレンジ。 少し身巾を細く、襟の付け止まりを前中心に移動して微調整したパターンです。 裏は大切にしている古布の中から色目の合う羽裏をチョイス。 共布のくるみボタンはアシメトリーを意識して2個だけ上前の端に付けました。 素材のベロアが柔らかい垂れる生地で、前のコートで帯締めの結びの当たりが出ているで、 前の見返しには芯を張ってます。 今度は自分なりにかなり納得のコートとなりました。 次は襟ぐりをもう少し深くして、同じベロアの黒で作るつもりです。 ファーをあしらっても暖かそうでいいかなぁなどと・・・ しばらく着物コートにはまりそう・・・・。
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Last updated
2006.11.16 11:23:37
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