チュノさん発見時。
その夜、ばあちゃんは帰宅して車から降りたところだった。「にゃ。」どこからか猫の鳴き声がする・・・。「チュノちゃん?。あんたどにおるの?。」おろおろと家の周りを探すと、隣家の倉庫。慌てて電話をする。午後10時になろうとしていた。「お休みのところをすいません。お宅の倉庫にうちの猫が・・・。」「わかりました。おじいちゃん呼びに行きます。」で、結局30分後・・・。隣の家は全員起きてきてしまった。倉庫をあけてみんなで呼ぶ・・・。「ほ~~い。チュノちゃ~~~ん。出ておいでえ~~~。」これが、びびっているのか弱っているのか出てこない。どうしよう困ったと話しているところに・・・なんと!。騒ぎを聞きつけたハルちゃんが迎えにきた!!。「ふわーーーーーっ、うぅわーー、しゃーー。」(うっさいわね。目が覚めたじゃないの。)「ぐうわ~~。しゅう~~~。ぎゃおおお~~。」(しょーがないでしょ。だれも来てくれないし。)二匹はしばらく、けんか腰に話していたあと自宅に帰って行った。でも本当のところは何を話し合っていたのかは誰もわからない。伯爵と妖精(女神に捧ぐ鎮魂歌(レクイエム))これにでてくる、紳士な猫の妖精が好き。