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カテゴリ:外めし
卵とじのようなの煮カツ丼ではなくて、ご飯の上にキャベツを乗せて、その上にとんかつを乗せてソースをかけて食べるソースかつ丼。
甲府でも昔からかつ丼といえばソースかつ丼だ。 私なんか東京の大学へ行くまではかつ丼といえばこのスタイルだと思っていた、と言うよりも煮カツ丼なんて知らなかった。
しかし、何故かソースかつ丼の有名な町は長野県の駒ヶ根市ということになっている。 何故か??????? 甲府でなくても山梨県の何処でも昔からの町の食堂はかつ丼といえばソースかつ丼だったのに。 いやいや、他の地域でもソースかつ丼が主流のところは沢山あるのではないかと思う。
真実が判明するまでは、とりあえず駒ヶ根市が宣伝・PRが上手だったと思うことにしておきたいと思います。
行ってきたのは中央道駒ヶ根インターのすぐそばにある明治亭
NHKのうまいもの名鑑に選ばれたそうで、この地域では有名店でなかなかの繁盛店とみた。 かつ丼以外にも蕎麦や定食類、居酒屋的一品料理もある。 客層も県外客と地元客と半々くらいで安心感がある店だ。
信州豚ロースかつ丼(160g)1340円 ご覧のとおり触れるとこぼれんばかりに盛り上がっている。 まずはどんぶりの蓋にとんかつを半分移す。 キャベツを一つまみ食べる。 さらに食べる。もう一口食べる。さらにキャベツを掻き分ける。まだご飯が見えてこない。 キャベツも3分の1ほど蓋に移す。 ご飯をどんぶりから掘り起こす。 とんかつを食べる。
豚肉も美味しい。 信州豚だそうだ。 揚げ具合も良い。 甘めの独特のソースだ。 テーブルのソースを見るとこの店製造のオリジナルソースだ。
総合的に考えると43’s的にはキャベツの量と千切りの太さが気に入った。 写真でも分かると思うが、糸のように細くフワフワになっていない。 一見素人のザク切りのような感じだけれど、これがキャベツの旨みと水分と歯ごたえを感じさせてくれる優れもの。 このとんかつ、このソースに見事にマッチしている。 そして、キャベツをしっかりと食べることでとんかつが胃にもたれない感じがする。 これは、近くに住んでいれば時々食べに来たくなる味かもしれない。 とんかつ定食もあったので、それも試してみたい。
ソースかつ丼って普段ほとんど食べないので分からないが、今度別の店で食べてみようと思う。 そしてまた、この明治亭で食べて比較してみたい。
ソースかつ丼は後れをとった山梨だが、ワインは質量ともに他県には負けていない。 サントネージュ 2007年限定甲州と限定メルロー 山梨には地元資本の中小・個人ワイナリーが圧倒的に多いが、大手資本のワイナリーも山梨には沢山ある。 サントリー、マンズ(キッコーマン)、サッポロ、メルシャン(キリン)などなど。 今日のサントネージュは時代の変遷を経て現在はアサヒビールの資本。 豊富な資本力と人材をもとに着実に実力をつけています。
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