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“ブーメラン”と聞くと、あなたは何を想像するだろうか?
マセラッティ・ブーメラン? あ~、そういう車もあったねぇ。マセラッティって、ボラだけじゃないんだよねぇ。で、どんなスタイルしてたっけ?(不覚にも忘れてしまった) ブーメランストリート? い~ね~西城秀樹。私も今でも秀樹の曲は聴いているが、これ、けっこうお気に入り。特に間奏の部分が絶品!(ところでこの曲、冒頭の♪ブーメラン ブーメラン きっと~♪の部分が、榊原郁恵の「めざめのカーニバル」にチト似てる、と思うのは私だけ?♪カーニバル カーニバル …めざめの~カーニバル~♪) でもやっぱり、男子たるもの、武器としてのそれを想像するべきであろう!(断言すなっ!) 我が愛するヒーローたちも、グレートブーメラン、ミドメラン、ショルダーブーメラン等をはじめ、起用頻度の高い武器。 で、だ。 ブーメラン=ヒーローの武器って図式を作ったのは…「怪獣王子」だな。 すごいな~怪獣王子。その名前の仰々しさ。“怪獣”というわりに、相手は恐竜だし。恐竜のわりに、口から火を吹くし。で、王子の味方は“ブロントザウルス”の“ネッシー”だし(草食恐竜が肉食恐竜に勝っちゃうし)。 そのネッシーの頭に♪ま~たが~って♪は良しとして、あんな高い所から飛び降りても平気な強靭さを持つ王子の武器がブーメランなのだ。万能ブーメラン。 なんせ、これひとつで恐竜や宇宙人(昆虫指令に鳥人指令…このすごいネーミングセンスはさすがピープロ)と対等に戦ってしまうのだから、カァッコイイ~。 ここまで無謀なヤツに対抗できるのは、アイアンキングの主人公(だよね)、巨大ロボットや怪獣相手に鞭ひとつで立ち向かったナイスガイ、静弦太郎くらいのものだ。 で、そのブーメラン。子供の頃あこがれた。 駄菓子屋に行って、よく買ったよ20円くらいの塩ビ製のヤツ。たいてい、マーベラー(by東映版スパイダーマン)のマークターンなみにしか飛ばなかったけど。 ワンサイズ大きくて厚い、50円か100円くらいのも、たまに買った。しっかりパッケージングされていて、高級感あふれる一品だったが(絶対言いすぎ!)、問題なのはこのパッケージの袋に描かれていた、遊び方の挿絵。 見れば、橋の下から投げればグルリと(橋を)回って手元に返ってくる、なんて絵が。 スゲェ~!やっぱり高いヤツは違うなぁ~、こんなに良く飛ぶのか! やったよ、安倍川の河川敷で。思いっきり橋に向かって「オーラー!」(←怪獣王子の口癖)と叫び、振りかぶって、飛ばしたよ。なんのこっちゃない、橋に届きもしない。 何度やってもダメ、手元に戻っても来やしない。なんだったんだ、あの挿絵。いたいけな子供をだましやがって…。 こうして少年は、だまされるということを覚えたのであった…。 いや、こないだヨロタルと海に行ったとき、への字型の太目の棒切れが落ちていて、ふと思って海に向かって投げてみたのさ。 ヘンな特撮ドラマのようにヨタヨタ回転しながら何秒間か飛んだけど、その軌跡を見ていて思い出してしまったのさ、若気の至りってヤツを。 でも、今でも飛ばしてみたいぞ。橋を回りこんで手元に戻ってくるブーメラン…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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