774313 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

きまぐれMAT

きまぐれMAT

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Category

Archives

2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05

Profile

ヤエモンジ

ヤエモンジ

Favorite Blog

外出予定です New! m.i.vectorさん

「乾坤一擲」 橋 亭 … チャフィーさん
日曜日はストレンジ… 土津井 太郎さん
屋根の上のミュージ… pinkapple0902さん
しっぽナのゆるい日記 しっぽナさん

Comments

ラリホーJ@ Re:「戦い終わって」 列伝62(12/08) 懐かしいですね、昭和40年代のアニソン…
みぽりん@ Re:「GoGoトリトン」 ~イルカに乗った少年よ何処へ~列伝105(06/19) 私も、この曲は今でも大好きな曲で この曲…
みぽん@ Re:「戦い終わって」 列伝62(12/08) 私は現在25歳の女性です! この曲を初めて…
ポークパイ@ Re:への字型のイカス武器?(05/01) はじめまして。「ブーメラン・ストリート…
あかさ@ Re:「ウルトラマンタロウ」 ~この躍動感がタロウらしさ~列伝111(07/02) CMに入る前のアイキャッチ?の、タロウの…

Freepage List

2006.12.11
XML
カテゴリ:etc
1990年代、女子プロレスにハマっていた時期がある。
きっかけは、ある日盟友チャフィーさんに見せてもらった1本のビデオ。全日本女子プロレス(全女)とJWPの対抗戦。熱い試合だった。
その中で、JWPのトップレスラーがやけに気に入った。恵まれた体格に破壊力バツグンの蹴り、必殺技のスプラッシュマウンテン(一種のパワーボムだ)も説得力充分。へぇ、女子プロレスってカッコいいじゃん!しかし一番気に入ったのは、その名前。「ダイナマイト関西」!衝撃だったな~これ。
いやさ、リングネーム、ったって、それまでにもいろんな名前はあったよ。しかし、ダイナマイト関西!あけすけなまでにストレート。関西って、そのまんまじゃん。乱暴かつ語呂のいい響き。これひとつでグッと心を掴まれた。むしろ技やビジュアルは後からついてきた、といって良いかもしれない。ウケた。そして、彼女のいるJWPに、一気にホレた。

WOW WOWでJWPの月イチの試合中継を見るのが実に楽しみだったな。他の選手も魅力いっぱい。風格のデビル雅美、こざかしさのキューティ鈴木(ホメ言葉)、艶やかな尾崎魔弓、福岡晶(ひーちゃん)は、リングの上で自己PRに勤しむよりもっと試合の組み立てに集中しろ~!(でも好きだった)。いぶし銀のテクニシャン、プラム麻里子がある試合中の事故で亡くなったのは悲しかった。静岡で試合があったとき、売店でJWPのロゴ入りZippoを買ったら彼女が箱にサインをしてくれたっけ。一生の宝物だなこれ。ひょうきんな仕草と綺麗な瞳が印象的だったマスクマン(いやマスクウーマン)、ボリショイキッド。ポッチャリ体型のわりにロープワークが抜群に上手かったキャンディ奥津…。どのレスラーも好きだったなぁ。おっと忘れちゃいけない、ヤマモこと山本代表のキャラクター。良くも悪くも彼がJWPを表していた気がするな。能知、菅生、外山の中堅どころは…まぁ…ね。あと、新人レスラーも、将来性のありそうな人が多かった。特に、清水出身のカルロス天野と、顔に似合わず(失礼)非凡なセンスが光った久住が良かったな…。

で、そんな魅力あるJWPの選手の中で、私が一番好きだったのが、矢樹広弓選手。
通称“矢樹ちゃん”だ。
まず、顔がいい。美形なだけでなく、ガッツあふれるファイターの顔。そしてストイックさを感じさせる戦いぶり。ネックだったのは一本背負い以外に彼女特有のきめ技がなかったこと。たとえコーナーポスト最上段からの雪崩式一本背負いを放っても、新人相手ならともかく中堅、大御所どころをフォールするのは少々無理があるというもの。しかしその後の、小柄な体格を逆に利用した関節技主体へのシフトチェンジは、少なくともひーちゃんのムーンライトフットスタンプよりは“らしい”説得力だし(ムーンライトフットスタンプ=ポスト最上段からのバク転による相手の腹への踏みつけ、という危険でエゲつない技。食らった相手もひーちゃんも、ケガしてたしなぁ。着地したときの立ち位置はマット側に、つまり相手側に背を向けるハメになるわけで、技を食らう前に相手が身をかわしちゃった後はスキだらけ。まるで、ゲームのバーチャファイターでの、KAGEの跳び技失敗、的な情けなさに通じる…わかりにくい例えだな)、キューティ鈴木のまったく効かない卍固め(健気さは買うが、ただそれだけ。しかもかける相手を間違えてる。デビル様や関西にかけたって、ぜったい効きゃ~せんって←なぜか静岡弁)に比べたらもう、ウエルカム矢樹ちゃんwith関節技!(なんのこっちゃ)
とにかく、矢樹ちゃんの試合に対する“いつもチャレンジャー!”的な姿がたまらなく好きだったのだ。チケットを買って直接試合を見に行った回数はさほど多くないけど、静岡に来たときは必ず見に行った。そしてひたすら矢樹ちゃん追っかけて、サインもらったり握手したり…。ミーハー極まりなかった。彼女を描いたイラストTシャツ(もちろんサイン入りだ)、まだ持ってるゾ。

思えば、女子プロレスが最後の栄華を極めた時期、だったんだなぁ…あの頃って。
他団体もおもしろかった。GAIA JAPAN(広田さくらの暴走ぶりと、長与千草&長与チルドレンたちの活躍ぶりがすばらしかった)、全女(さすがに老舗の重み有り。全盛期の北斗晶の試合を見たら、今の“鬼嫁”しか知らない人はきっとぶったまげる)、LLPW(神取ぃ~、なにも大仁田の真似して議員なんぞにならなくても…。ずっと女子プロレス界最強の男でいてほしかったぞ)…いろんな意味で満開、宴たけなわ、といった様相だった…。

今でもたまに、ビデオでJWPの試合を見ることがあるけど、なんかハマりまくっていたあの頃をやたら懐かしく思ってしまう。
女子プロレス界も廃れてしまって久しいが、そろそろ新しい芽、新しい団体(旧団体の復活でもいい)が出てきて欲しいもんだ。
いや、今出てきてもかつての追い風は吹かないかもしれん(たぶん、そうだろう)。しかし、インリン様やカイヤが男に混じってリングに上がるのを見るにつけ、寂しさと悲しみの風が私の心に渦を巻いて仕方がないのである…。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.12.11 10:46:58
コメント(8) | コメントを書く
[etc] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X