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2007.06.15
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カテゴリ:CS鑑賞記
オペラ歌手と歯科医を営む沢野家に居候兼お手伝いとして住んでいるコメットさん。
お手伝いゆえ立場は弱く、なにかと用事を押し付けられる。
この日も夫妻の息子、弟の健一くんや隣家のおばさん(木内みどりが怪演)の娘の宿題を、またこの家に勤める歯科医助手でぶきっちょなチーちゃんからも恋人にプレゼントするハンカチの刺繍を“親友でしょ?”のひと言ですべて押し付けられてしまう。

親友。本当の親友って、自分が楽をしたりいいかっこするためにわがままを言う相手のことじゃない、と、コメットさんはバトンを一振り。
その魔法で、一見全部こなしてあるかに見えた諸々が、健一くんの宿題ノートは書かれた文字が風に飛ばされ白紙のページに。娘の宿題(風車か何かの工作)も風に乗ってどこかへ飛んでいってしまう。さらにはチーちゃんの刺繍もへのへのもへじ柄に。

また、チーちゃんの彼氏の母親が、家にチーちゃんを訪ねてくる。彼女がデートで留守のため、コメットさんが応対するが、母親の「あの娘(チーちゃん)はどんな女性?」との問いかけに、ここでキレイごとを言ってもごまかしにしか過ぎない、ありのままの姿を受け入れてもらおうと、彼女の実の姿を伝えようとする(木内みどりに止められるが)

押し付けたことをしっかりこなしてないのに逆ギレしたチーちゃんや健一くん、コメットさんを落とし穴に嵌め、泥まんじゅうをぶつけるという暴挙に。
チーちゃんが「あなたには親友がいないから私たちの気持ちなんてわからないのよ」とひとこと。すると穴から出てきたコメットさんが答えた。
「いいえ、私にも親友はいるわ。私の親友は、ウルトラマンよ!」
なに言ってんだこいつ?ってな顔をするみんなをよそに、コメットさんが空を指差すと、なんと本当にウルトラセブンが飛んできた…。

まあね、あの当時(放送は昭和53年~54年)はAもタロウもレオもみんなひと括りに“ウルトラマン”と呼ばれていたフシがあり、タイトルと違って登場したのはセブンってのも、許容範囲。その声が森次ダンじゃなかった、ってのもいたしかたなし、だ。
前半辛い目に遭うコメットさん。だからクライマックスでカタルシスが生きてくる。また、大場久美子の拙い演技(あ、言っちゃった)がコメットさんの立場の弱さ(あれじゃヘタすりゃガキんちょにまでこき使われる召使だ)を結果的に上手い表現となっているんだな。何度でも書いちゃうが、このドラマでの大場久美子、爆発的にカワイイ!特にバトンを取り出すときの何気ない動きがもう、たとえセブンが客演しようともおまえはあっちに行ってろ!なんて気になる。セブンマニアな私でさえ、そう思うほどに…。

物語ではこの後、ある事件が起きてコメットさんたちが本当に困ったとき(というか、ありゃ身の危険を感じたとき、だな)セブンが救いの手を差し伸べ、そこにもうワンエピソードが加わって、みんなが本当の親友とは自分勝手に都合を押し付ける相手のことじゃないと理解する…って展開になる。
ベタといえばあまりにベタで、決してセブンが登場しなくても成立しそうな話ではあるけれど、なんかこのベタさが斬新に見えたな。変にひねらず、わかりやすく、おもしろい。

もっともこの手の話を面白がるってのも、むかし私がホームドラマや学園物を散々観てきたからかもしれない、とも思う。
○○とはこういうものだ(青春とか友情とか)、っていう主張をバーンと前面に押し出して、どうだ、わかったかー!と目の前で口角泡を飛ばされるようなドラマ。そのクサ味。
覚めた目で観りゃこんなにあつかましいドラマもないわけで、あの当時と違い浮かれたフリしたみたいな今の風潮では、やっぱり受け入れられないかもしれないなぁ。
(半年か1年か、それとも今月で終わっちゃうのか…なんてまったく解らないまま観ていた昔のドラマ。ストーリー性の高い作品ほど、「次はどうなる?」と期待に胸を膨らませていた気がする。それが今はアニメや特撮物、大河ドラマなど一部を除いて1作ワンクールが基本。あぁ、あと○回だから、そろそろ物語が取り込まれるな…なんて、こんなつまんないドラマの見方もないよなぁ)

ま、話が逸れたが思いのほかこのコメットさんが面白く観られたってことなのさ、よ~するに。
あと2回、ウルトラ兄弟が客演する話があるんだよなぁ。楽しみ、たのしみ…(って、結局それも期待してんじゃん!)





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Last updated  2007.06.15 22:18:30
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