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会社で献血をした。ここ数年、半年ごと定期的にやっていて、今回も400ccを献上仕った。
普段の生活でまとまった量の自分の血を見ることもない(紙などで小さな切り傷を負う、なんてことはよくあるけどさ)ため、毎回いつも袋に送り込まれる赤い液体を不思議な気分で見つめてしまう。パンパンに入ったあの袋、もしも頭からかぶっちゃったら「キャリー」かプロレスラーだな、なんて思いながら(アブネーやつだね)。 人の血液って、ひとり平均4リットルも5リットルもあるそうな。で、たかだかその10%弱を抜いただけなのに、その時々で終わったあとの体調がけっこう違うのな。 いつだったか、採血の途中からどうも妙な感覚(貧血っぽいというか、のぼせてきたというか)になって、献血バスから降りたときにはフラフラしたこともあった。あのときは寝不足だったか疲れがたまっていたのか…。 というと、思い出すのがマジンガーZの熱血パイロット、兜甲児くん。 マジンガー映画の中でも最高傑作「マジンガーZ対暗黒大将軍」のワンシーンだ。 戦闘獣の襲撃によって光子力研究所が壊滅的ダメージを受け、その瓦礫で重傷を負ってしまった彼の弟シローくん。輸血が必要となり、甲児くんが戦いの傷と疲労を抱えたまま病室のベッドに横たわる。 そして昏睡状態が続くシローくんにつぶやく。 「シロー、早く良くなるんだ」←この言い方が何気に甲児くんらしくていいね。 で、そこから先はもう名シーン名セリフの続出なんだけど、大量の輸血でさらに体力ダウンの甲児くん、修理半ばのマジンガーZで戦闘獣軍団に立ち向かうため、決戦の地へおもむく際、昇る朝日に目がくらんで…。 あぁ、どこまでも体を張って戦い抜いた甲児くん。キミこそ正真正銘のヒーローだぜ!Zも、彼がパイロットだったからあれほど光り輝いたってもんだ。 もしこの映画、未見の人がいたら何を差し置いても観るべし。いや、活目して観るべし。 これを観ずにスーパーロボットは語れない。真のヒーローの姿がここにある!! おっと、つい脱線が過ぎたかな。 あ、輸血と言えば、よくショッカーが血液交換だの怪人が生き血を吸うだの改造手術をするだののシーンのとき、血液が管を通る際プォーォーなんて音がしていたな。ありゃなんの音だったんだ?輸血マシン(?)の機械音?それともまさに血液が流れる音? もしそうなら、あのライダーワールドにおける献血車の中はプォープォーうるさくてたまらんだろうなぁ(血の濃さなどによって音色が変わったりしてね) 話を戻そう。 ま、今回は体調不良にもならず、無事に終了。ジュース2本と携帯歯ブラシをもらって献血バスを降りた。よかったよかった。 しかし改めて思うが、この献血、いやさ輸血ってものを考えた人って、スゴイよなぁ。 だって手術なんかで血が足りないときに、他人の血を入れちゃうんだよ?どっからその発想が浮かんだんだろう。A型の人にB型の血はあげられない。今でこそ常識になってるこの互換図も、血液(ってか人体)のしくみが解析されるまではなかっただろうし。 とにかく、今は慢性的に血液のストックが足りないようで、献血によって集められた分も数日を待たずしてすぐ必要となってしまうほどだそうだ。 ボランティア、助け合いなんて盛んに言われながらこの血が足りない状況ってのもなんだか不思議なのだけど、みなさん機会があったらぜひ、ってところだね。 やらずぼったくりの訳わからん税金と違って、お金のかからない助け合いだから。 …ただ、ねぇ。ひとつだけこの献血に対して苦手なこと(ってか、もの)があるんだな私には。 それは…(以下、次回!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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