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その期限があと1週間に迫った暫定税率。いったいどう決着つけるんでしょうねぇ。
与党の継続、野党の廃止。これを書いてる今現在、んまぁ半ば泥仕合的済崩しになりそう(いつものことか?)で、しかもニュースではガソリン税25円のことばっかり前面に押し出してるもんだから、暫定税率=ガソリン税みたいな認識ができちゃってる感もあるな。 油ついでに言えば経由だって引取税として32円かかってるってのに。廃止されればこれだって半分以下になる(元々は15円だ)。自動車関連でいえば、取得税、重量税も影響してくるぞ。けっしてガソリンだけじゃないからね(えっ?みんな知ってるって?) さらに言えば、これもご存知かもしれないが、仮に今月末でこの制度が廃止されても4月1日から即ガソリンの値下げにはなるとは限らないのでご注意を。 今スタンドのタンクに在庫されてる分(つまり今月中に仕入れた分)が無くならない限り、25円の税負担はスタンドか我々消費者のどっちかが負うことになるのだ。 それでなくても昨年末からの原油高で経営に苦しむスタンドが増大していると聞く。で、その上での“どうなる暫定税率くん!?”問題。まだまったく行方がつかめないだけに、在庫確保を迷っている店も多いだろう。極端なことを言えば月が変わるまで休業ってところも出てくるかもしれない。 現時点で愛車の燃料計が半分以下になってる人は、むしろ今のうちに入れといた方がいいかもよ? しかし、昭和48年のオイルショック時に設立されたこの暫定税率。成り行き上とはいえ、名前が悪いやね。「あくまでも“暫定”なんだから、もういい加減に無くしてしまえ!」なんて意見もテレビで何度となく聞いた。 30年以上も続く“暫定”ってのも、考えてみりゃケッタイな話で、これじゃもはや“確定”“恒久”“不変”etcと言ってもおかしくない。延長々々で解決を先延ばしにしたツケじゃん。 道路工事の財源確保ウンヌンってのもある意味詭弁だな。 都市開発計画で予定されながら何十年もほったらかしにしている幹線道路、いったい全国にいくつあることか。私の家の近所でも2、3本はあるぞ。いつ着工するんだ?ゼニ金の問題ばかりじゃないって理屈もあろうが、それにしたって悠長なこった。 それに、暫定税率撤廃でガソリンが安くなれば、今まで買い控えしていた人たちだって少しは燃料も買いやすくなるだろう(あくまでも少しは、ね)。そして休日などに出かけもしよう。 そんな、人が動くことで別な方からの税の徴収ってのも考えないのかな?(額が違いすぎるか) 思うに、撤廃・継続のオール・オア・ナッシングでなく、税率を下げるってな案は出ないんかい? これ、安易な折衷案と取られてもいい。どうせこのままいけば某野党の“代案無しからめ手総選挙に持ち込んじゃうぞ”攻撃がまかり通っちゃうだろうしな。 自動車総連から何人かの議員を送り出している某野党だが、こーゆーところでどうも好きになれんのだな。たまにゃきっちり納得できる代案くらい出せや! なんにせよ、これだけ連日ニュースのネタになっているこの問題、少なくともうやむやのうちに気がついたらこうなってた、ってな決着だけは避けてほしいもんだ。 別に綺麗で華麗な決着などしなくていい。無理だからきっと。これまでの、なんだかなぁとしか思えないプロセスが少しでも払拭されるような、そんなニュースを私は聞きたいのだ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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