テーマ:仕事しごとシゴト(23731)
カテゴリ:カテゴリ未分類
「営業マン失踪事件」…一日がすぎて、お話は急展開を見せます。
順を追ってお話すると、昨日の終業後、営業部長と私の先輩が二人で、 件の失踪クンの奥様に会って話を聞いてきたトコロから始まります。 月曜は朝から、片頭痛で寝込んでいたという奥様。 出勤したトコロを見たワケじゃなくて寝ている間に「出かけたような感じ」があったと。 その夜は「11時くらいに帰ってきたように思います」と。 月曜日は、我が社の「お使い君」達が様子を見に彼の家に行って、 ピンポンピンポン押したりしてます。車が無くなってるのを確認したのもこの時。 ドアのチャイムの音は「アタマが痛かったから鳴らないようにしていた」。 で、火曜は片頭痛も治まって、奥様は出勤です。 彼女の出勤は、失踪クンより早いので、実際出かけるトコロを見たワケじゃありません。 「当然、行ってると思ってました」とな。 しかしだな、この奥様、結局のところ日曜のどこからか一切失踪クンの顔を見てません。 「いたと思う」「帰ってきた感じがした」「出かけたんだと思う」ばかりです。 で、先輩達から聞いて初めて「ええ!そんな大騒ぎに!!」と驚いたそう…ぬぬ?? で、昨夜は失踪クン、家に帰らなかったらしいんですね。 実家のお父さんと先輩が電話で話をして(お父さん、すんごい気の毒です) 「そろそろ捜索願いを考えてみては…」ってな話になりました。 そしてお昼前に、営業部長の携帯に一通のメールが… 御迷惑をおかけして申し訳ありません云々、今はもう大阪にいません。 逃げると言う方法しか取れなかった自分を情けなく思っています。 皆さんに色々とご心配をおかけしていると思い、体の無事だけをお伝えしようと… ナントカカントカ。 失踪クンからでございます…一同、ポカーンとしちゃいました。 しかしだな。ココまで来ても私は「彼は逃げたんだ」って事が信じられなかったよ。 だって…メールだもん。誰かに拉致られて「謎の人物」が彼の名を語って メールしたんじゃないか?とか、そんなコトばっかり考えてたんですね。 「心配してる方が、ガッカリするよりもラクチン」なんですよね。 「逃げやがった!」って思うより、多少、非現実的な事でも「何かあったんじゃ?」 って考える方が、気が楽なのよね…変な言い方だけど。 ところがだな、やっぱり現実ってのはシンプルです。 夕方頃、お父さんから電話が入りました。 自宅のポストに会社のカギとかナンカのカードとか退職届が 「奥さんへの手紙」と共に入れられていたと…「手紙」って。 やっぱりホントに逃げちゃってたんだなぁ…と思うと、なんかスカスカしてます。 病気とか事故じゃなかったのは幸いだし、ましてや「自殺」なんて事を…とかが、 あんまり冗談じゃないような状態だったので、安心してる気持ちもあるんですが 安心したら、なんか、すんごい腹が立ってきちゃった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|