「あぁ、猫との暮らしってコレなんだよなぁ…」と、
シミジミと思ってしまう絵本を見つけてしまいました。

『ポテトスープが大好きな猫』という村上春樹さん翻訳の絵本です。
おじいさんと一匹の猫のお話。


ポテト・スープが大好きな猫

おじいさんの作る素朴なポテトスープを一緒に食べて、
毎日一緒に釣りに出かけて…と、仲良く暮らしてるんですが、
この日常生活での「おじいさんと猫の距離感」が素晴らしい！

「なんだか普通にソコにいる」っていう感じでしょうか？
お互いのペースで勝手に暮らしてるんだけど、なんか、側にいるんですよね。
そんな風に淡々と暮らしてるのに、いなくなると、もう物凄く寂しいし心配。

でも、それって人間だけじゃなくて、猫もそうなんですよね。

いつもより遅くに家に帰った時に、ヤイヤイ文句を言って来たりしません？
「お腹空いたね、ゴメンね」とご飯をあげても、すぐにはご飯を食べないで
しばらくはニャーニャー言いながらくっ付いて回るもんだから、
抱き上げると「イヤじゃ」って逃げちゃって「何やねん」となるんですが…

この絵本でも、猫が激しく「文句を言う」シーンが出て来ます。

ある日「事件」が起きて猫がエライ目にあうんですね。
で、おじいさんに激しく文句を言うんですが、ニャーニャー言うだけですから
何を一生懸命に言っているのか、おじいさんには分からない。

けれど、猫の文句の言いっぷりから推して
「何やら、猫が大変だったらしい事は」おじいさんにも分かります。

このくだりがホントに素晴らしいんですよ。
必死の形相で訴える猫と「何か知らんけど大変やってんなぁ…」
と受け止めるおじいさんが、淡々としてるんですがホントにあったかい。

普段の自分と猫の暮らしに重ね合わせて、色んな事が実感出来ちゃう、
猫が可愛くて可愛くて仕方がなくなっちゃうような絵本です。

思えば…

うちの小次郎はモノスゴイ文句言いの猫で、「まおんまおん」と
コッチを真ん丸の目でジット見ながら、鼻の上にシワを寄せて
執拗に訴えかけて来る事が時々あります。

ご飯をあげても、ベランダのドアを開けても、抱っこしても、何をしても
くっ付いて回って「まおまおまお～ん！」と鳴いて鳴いて、
しまいに地団駄をふんだりするんですが…

そんな時は私の留守中「なにか大変」だったのかもしれませんね。


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『三十路ット・ステーション』はちょっと触れていないのでリンクの外れているものが多く、御迷惑をおかけしています。スイマセン！
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今日のダイエット日記
【朝食】：納豆トースト
【昼食】：エビドリア
【夕食】：白菜スープ・ご飯・納豆・鮭
【運動】：ストレッチ10分・半身浴（今から）
【今日の体重】：50.4キロ
【昨日からの増減】：…さぁ、ダイエット再開！

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