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インフォシーク 楽天 第二話「キャッチャー」 (ジャンル:趣味・ゲーム) 楽天ブログ(Blog) 019074
ブログ / フォト / SNS | ブログ検索 | 口コミ 【ブログ管理】 雪の降らない僕らの街に 二話「キャッチャー」 あらすじ 花水木工業に転校してきた神坂は、野球センス抜群。でも家が貧乏で、学校にいけなかった。 しかし、野球の才能を買われ、花水木工業の校長先生の許可で、野球がうまければ学費など全額負担という事を聴き、高校に行く。しかし、高校は変なヤツばかり。アピールしようと打席に立つと、相手ピッチャーの凄いボールに空振り。あぁぁぁ。早くもピンチ・・・。 本文 「しゅぱーーん」 何が起きたんだろう? 目の錯覚だろうか。 なんていうボールだ。 速い。 オレよりも、悔しいけど速い。 オレが150だから、まぁ、軽く155はある。 左の、トルネード気味アンダースローなのに。 「ユーもそんなもんね。たいしたことないね。もうワン球いく?」 こんなヤツのボール・・・。 意地でも打ってやる!! 「来い!!」 もう一回振りかぶった。 足を上げた。 さっきよりならフォームが見えるぞ。 手からボールが離れる・・・。 「しゅーーーーん」 ん、。 ボール球か? ワンバンした。 「ぱーーーん」 監督「ストライクだな」 はい????? ワンバンが???? なに言ってんだ? 待てよ・・・。 アンダーだろ。 155キロオーバーだろ。 トルネード・・・。 う~~ん。 このボールは??? 監督「フフン。打てない球を投げれるはずがない。よし。お前はピッチャー以外だな。」 何だと・・・??????? もう一回投げてくれよ。 「アンダスタンドですよ。わかったですよ。投げますですよ。」 振りかぶった・・・。 「アンダスタンド?」 「アンダ」 分かった!! こいつのボールは、アンダーから急激な回転と速度で投げてる。 ってことは、ボールが急激に上に上がってくるんだ!! なるほど。 だからか・・・。 さっきのボールもそれだったんだ。 ワンバンしたように見えて、本当はボールが上に上がってたのか。 だったら・・・。 「しゅぱーーーん」 「これだ!!」 ワンバンしたように見える・・・。 「来る!!」 思いっきり振った。 当たった!! 「バゴーーン」 打球は飛んでいく。 右中間。 くそ、いい当たりなのにスタンドまではいかないか・・。 これがあいつのボールの力なのか? すると・・・。 誰かは分からないが、やたら物凄いスピードでボールを追うライトがいる。 フェンス直撃級の打球を、 「捕った」 アレ誰だよ???? 「オーー助かったですね。さすが剛武朗ですます。」 剛武朗? また変なのが出てきた???? その剛武朗とやらが近づいてきた。 こいつ何者だよ。 「お、お前が神坂だな。オレ剛武朗。(ごうぶろう)通称ゴブリン。よろしく。」 やっと普通のが来た。。 って。。。 こいつのグローブ緑色。 センス悪!! やっぱこいつも変だった。 監督「お前、やるなぁ。あんなバッティング。凄い。よし、決めた。お前、キャッチャーやれ。そうだ。打てない球は投げれない。投げれない球は捕れない。打てない球は捕れない。 よし、決めた。文句はいうな!!」 はぁ???? オレがぁああ??? えぇええ。 やめてよぉお。 監督「よし。決まり。お前、なかなかうまい。認める。」 そこへ・・・。 校長「よし。神坂君、入学を許可しよう。 もちろん、君の負担はない。全て無料だ。」 こうして、オレは花水木工業に入学できた。 これから、どんな未来が、オレを待っているんだろう。 まずは、校長にキャッチャーミット買ってもらおうっと。 雪の降らない僕らの街にHOME ←第一話 第三話→ Powered By お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.05 21:16:14
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