日々是好日--
日々是好日--、英語では Day by day, it is good day.このブログのタイトルであるが、 実に言い得て 妙味がある。何にでも使えてしまう。ERP(早期退職)後の私の毎日の生活の座右の言葉でもある。さて 今日は 投資の観点から。過去にとらわれず 今日を最高の時として 堪能する---、そんな感じの言葉らしいのだが、 投資(トレード)に当てはめるとどうなるか。過去のチャートにとらわれず、出来高にとらわれず、昨夜のNYにとらわれず---、ひたすら 今の動きと対話する。相場観を一切持たないことでもある。これは なかなか 難しい。しかし私は この2週間で 4人から 上記と同じようなことを聞いた。一番最近聞いた記事は下記である。((大いなる誤解))「新入りのトレーダーがトレードの問題を考えるとき、成功するためには、まず初めにマーケットの行方を予測することを学ばなくてはならない。少し研究してみれば、長期の予測をするためにはファンダメンタルズ分析を使い、短期の予測をするためにはテクニカル分析を使うべきだということが分かるだろう。」---> しかし これは 危険な誤解である!(私) これのどこが誤解なのか? 筆者は続ける---、((正しい考えとは、こうである。))「もしマーケットが翌日の朝こうなるなら、私はああしよう」(言い換えれば、もしマーケットが上がるなら買おう。あるいは、もしマーケットが下落するなら売ろう。あるいは、もしマーケットが保ち合うなら何もしないでおこう。) そして、マーケットが翌日こうなる、あるいはそうならないことに関して、次のことを覚えておいて欲しい。---> 「あり得ないはずのことはしばしば起きるし、実際に発生する」「タートルズの秘密」ラッセル・サンズこの文章を読んで いろいろなことが浮かんできた。 一言で言うと なんて 私は エゴが強いのか、 あるいは 見栄っ張りなのか--ということ--。いつも相場を予想し、自分の方向と 合わないと 相場に腹を立てている---。これは 何かずれている--。おそらく相手から聞くと言う態度は 投資に限らず 人生の極意なのでは、と最近思い始めている--。