厚生労働省が困っていること2題
さて 今日は熱かった。心が。こちら枚方市民会館でのガン患者学ワールド、 http://www.kanjyagaku-world.jp/message/ まとめの意味で まず冒頭のタイトルで、スタートしてみよう。 厚生労働省が困っていること2題;1) WHOが規定しようとしている健康の新定義に反対している。「健康とは、完全な肉体的、精神的及び社会的福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」(1951年官報掲載の訳)つまり「健康」とは身体的にも精神的にも社会的にも調和のとれた状態にあること。 さて WHOでは1998年に下記のように内容変更がされたが、いまだ議論中とのこと。 Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of dease of infirmity.「健康とは身体的、精神的、霊(魂)的、社会的にダイナミックに調和のとれた状態にあること」 (私訳) 日本政府としては霊魂という言葉が ひっかかって上記変更について 未だに 採用反対の立場とのこと。http://ghe.med.hokudai.ac.jp/Others/WHOHlthDfntnRev.htm *精神とか心の表現くらいなら厚生省も妥協したかも。 Spirit(霊)を厚生省が認めるとは まず あり得ないと思う。大体 霊の知識/理解なんて ないだろうにーー、と思ったりして。(厚生省よ、時代は 量子力学なのだよ。 見えない世界をいつまでも無視できると思っては 遅れちゃうぞ!!) 2) 体内には病を自力で治す性質がある、を認めない。 病は医者が治す、が基本。これは そうだろう、こんなの認めたら、医者は削減必須、 薬剤メーカー&医療機器メーカーがつぶれてしまう。 今回のすべての講演を通して この2つの命題が 今の医療の限界を表していると思った。 今回 講演されたのは昇幹夫(のぼり・みきお)さん :1982年より麻酔科、産婦人科の専門医として大阪在住。「日本笑い学会」副会長。 話術は"吉本喜劇"顔負けである。是非ビデオでもう一度聞きたい。http://homepage2.nifty.com/smilenobori/ 安保徹(あぼ・とおる)さん :新潟大学大学院教授、免疫学専攻。最高の科学者にして哲学者である。〈人はどうすれば健康になれるのか〉という医学上の問題を解き明かすその言葉が、同時に、〈人はどうすれば幸せになれるのか〉という人生の真理を語っている。http://www.menekiplaza.com/column/gannaosu.html 船瀬俊介(ふなせ・しゅんすけ)さん :ラルフ・ネーダー氏らの招待で渡米。多彩な市民・環境団体と交流を深めている。 〈著書〉「抗ガン剤で殺される」、「ガンにならないぞ!宣言」Part1・Part2、「早く肉をやめないか?」、「やっぱり危ない、IH調理器」、「ケータイで脳しゅよう」他多数。 厚生省に直接インタビューする話などおもろいおもろい、あっという間の1時間の講演だった。http://funase.jp-j.com/ 近藤町子(こんどう・まちこ)さん : 1977年カネボウ化粧品(株)の取締役に就任、鐘紡(株)顧問を経て三つの会社のオーナー、「自立人間をめざす会」代表として講演、企画研修に東奔西走。 2002年 悪性リンパ腫IV期の宣告を受けるが、ガンの患者学研究所との出会いをきっかけに、一切の仕事を辞めて治療に専念、健康を取り戻す。 近藤さん、はっきり言って カッコいい。姿勢もルックスもイイ。どう見ても75歳に見えない。 これから少し トピックスを追って行きたい。 今日はさわりだけ、(さっき帰ってきたばかりで チョっと 疲れているのだーー) マー 、ナント表現したらいいだろうか、会場(700名くらい出席)の 雰囲気のことである。 さすがに 今までに癒された人が多く出席されているからなのか、希望と熱気に満ちている。顔つきがやはり違うのだ。 少なくとも 病院に入院している雰囲気とは全く違う。 そして 明るい。 これなら、ここにいるだけで ガンも治ってしまうのでは 、と思ってしまった。 冒頭にWHOの健康の定義を持ち出したのは キーを握っている箇所があるからだ。 ガンは決して 治すものではない、治るものである、という理解は 強く印象として残った。 特に気や魂の部分というのは 病に及ぼす影響は想像以上に大きい。* ここでは 3大治療(レーザー、抗がん剤、手術)はもう取り上げない。これらは 米国でも 既に正式に 却下されている療法なのだ。 米国はとっくに 代替療法(生活改善)の手法を取り入れている。 (アトで 船瀬さんの糾弾を紹介するのでここではパス。) また よく ガンには 食事が大事といわれ 玄米菜食を強調する人がいるが、これは昇先生が 警鐘を出してくれた。食事は大事なのだが それ以上に この絵でもわかるようにライフスタイルと 心の部分は 欠かせない。バランスに注意するようにとアドバイスされた。例に 天皇家の食事を出して、あの完全食を取っていながら なぜ天皇家はガン死亡者が多いのか? とか。 また 松井/イチローの例では 皆が「アメリカなんて大変ネ--」という中で 彼らは生活を楽しむ、自身を鍛える といった 見方をして 出かけていったことを紹介。これは そのまま ガン患者にも当てはめられる、とのこと。 (なるほど、気の持ちようなわけだ。)また 逆の例で ガンセンターの職員の方はガンにかかると100%ガンで亡くなる、とのこと。多くの患者を診てきて 治らないと 硬く信じているからだそうでーーー、これはチョッと深刻です。 もう一つ 喫煙のライフスタイルについて、アーこれはもう明日だ。モー 眠いワーー