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カテゴリ:経済
田中宇さん「米国の銀行危機はまだ序の口」から抜粋、
銀行界は、米連銀の利上げに合わせて預金金利を上げていかねばならない。 その一方で、連動して融資の金利を上げるのは難しい。 預金金利を上げないと預金が流出して銀行が潰れてしまう。 この板挟みで3月以来の銀行の連鎖破綻が起きている。 これに加えて、 Fed Hikes 25bps As Expected, Signals 'Hawkish Pause'; Warns Of 'Tighter Credit Standards' by Tyler Durden May 04, 2023 FRBは予想通り25bpsの利上げを実施。
長期金利が4-5%を超えて上がると、それは長期債券の価値の大幅下落になり、銀行など債券の保有者が破綻する。 それを避けるため、連銀の利上げで短期金利が上がっても長期金利が上がらないよう金融界が資金注入し、金利逆転の状態を維持している。 アメリカの銀行の半分が支払不能になる可能性 - これが信用危機の始まりです 2023/5/2 Yahoo (抜粋) 金利上昇によって銀行や企業が持っている債券類の価値が下落しても、その下落が会計上の債券の評価額に反映されず含み損の状態になっている限り、赤字として計上されず、破綻に至らない。 会計規則上、含み損のままで良い債券が多いので、表向き銀行は健全経営を続けている。 だが、債券類の含み損をすべて損失として計上すると、全部で4800行ある米国の銀行のうち2315行が、現時点ですでに債務超過で破綻の状態だ。 最初は徐々に、次に突然 – すべてが崩壊する 2023/4/16(抜粋) 倒産したスイスの1つの銀行と米国の3つの銀行は、これから起こることの前触れにすぎません。 米国と欧州の銀行システムが圧力にさらされる中、すべてが崩壊する史上かつてない規模の金融市場の崩壊を引き起こすでしょう。 ヘミングウェイが言ったように、最初は徐々に、次に突然倒産します。 では、実際に何が崩壊するのでしょうか? それは明らかです!すべてが崩壊する主に債務危機です。 世界の債務は今世紀中に3倍になり、デリバティブ (その大部分が債務になります) を含めると、最大で3,000兆ドルになると考えられます。 米国の利上げは、 +預金(短期)金利上昇でも対応できない(収入源)、 含み損増大で債務超過(*)へ、 *会計処理のトリックで、債券評価額に未反映! こんなトリック、いつまでも続くわけがなく、 まず、預金逃避が始まり、 米銀崩壊のスローモーションモードは続く: *アップルだって4.15%! 地方銀行が破綻していく中、 ある日突然、連鎖倒産が始まる、 既に、兆候は出ているが、 最初はゆっくり...そして一気に。 その規模は2008年の比ではない、 2001年以来の米国の銀行の破綻 2023/5/3 Strange Sounds まだ大手3行しか発表されていないが、 針の一穴をあけるのは誰(何)か? アッ、ちなみに、 スミマセン、そこのあなた、知ってました? 連銀の正体がばれるのも時間の問題だわな、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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