いるかの部屋

アイアンマン終了しました。今年は、オーストラリアのCraig Alexanderが優勝。写真は彼がゴールした時の感動のシーンの様子です。撮ったど～。今年の記録は8時間17分、暑い一日でボグ（火山灰）もいっぱいの中で出た素晴らしい記録です。

当日は晴天に恵まれ、観戦する私たちにとっては都合が良くても、アスリートにとっては過酷な条件のレースとなりました。私たちは朝四時半置きで岸壁のベストポジションを狙ったのですが、時すでに遅し。でも日本好きのロコ達に少し譲っていただいてベストポジションで観戦できました。

何度見てもスタートは興奮します。1800人からなるアスリートが次々にカイルア湾に飛び込んで、物凄いエネルギーの高まりが私たちの体にも伝わり、元気をもらえます。ビバ、アイアンマン。

私たちマッサージボランティアのお仕事は午後一時からのオリエンテーションに始まり、夕方の5時頃にピークを迎えます。何度触っても興奮しちゃうアスリートの筋肉。スイム、バイク、ランの全ての競技をこなすアイアンマンの筋肉は決してムキムキではありません。柔軟性と伸縮性に富んだしなやかな筋肉に、筋肉フェチの私は興奮を抑えられません。

午後7時頃には、マッサージテントも大混雑。ピークを迎えます。でも私のゴールデンタイムは夜の10時を過ぎてから。ゴールしてくる人も少なくなり、1人にゆっくりと時間をかけられるし、運が良ければアスリートとお話も出来る。この時間にゴールしてくるみんなは17時間以上をかけてゴールしてくる本当にマッサージが必要な人たちです。お疲れ様。中には2週間後に行われるマウイのレースに出場するから、ちゃんと調整してねなんていう人もいて、本当に鉄人やねと思います。

そしてアスリートの数よりも何倍も多いボランティア。みんなで協力し合ってこのイベントを作っているとつくづく感じられるこのイベントが大好きです。来年も来るど～。