いるかの部屋

今週の土曜日、2月7日にハワイ島のVolcano National Parkの中のフラの舞台で、Na Wai Iwi Olaの仲間たちが火山の女神ペレにフラを奉納します。ハワイ島にいる方、ぜひボルケーノまでお運びください。

隣のアートセンターではクラフトフェアなども行われて、レイメンキングの体験などもできます。地元のWest Hawaii Todayにイベントが紹介されています。

http://westhawaiitoday.com/articles/2009/01/30/features/features01.txt　(West Hawaii Today)

ボルケーノの奉納フラはいつも特別。記事に掲載された写真は3年前の1月に撮られたもので、その時は私も舞台で踊る機会を頂きました。

確か朝方は雨模様でしたが、私たちが舞台に上がる時間になると雲の切れ間から晴れ間がのぞき、ハレマウマウの火口から立ち上る噴煙がたなびく様子がくっきりと見えるようになりました。

舞台に上がってから踊り始めるまでの短い間に、気持が落ち着いて周りの景色が急にクリアに見える瞬間がありました。その場にいられることに感謝してハレマウマウの火口を眺めていると、自然に涙が…。そして、フラを見に来てくれたアンティーたちの笑顔がとても優しかったのを覚えています。

踊る時、私たちは公園の木々を吹き抜ける湿った風になったり、火口から立ち上る煙になったり、揺れるティーリーフになったり、自由に変身することができます。自由だけど、必ずどこかとつながっている心地よさ。フラ、私たちが自然とつながる一つの手だてだと思います。

去年江ノ島でワークショップを行った時も、「まだフラは始めたばかりですが、ついて行けるでしょうか？」とお問い合わせをいただいたことがありました。でも、実際にワークに参加されて、帰る時には「本当に楽しくて、何よりも気持ちよかった。一クラスしか申し込みしてなかったのが残念です～」とおっしゃっていました。

江ノ島のワークでは、時々スタジオを飛び出して、ビーチや野外でクラスを行います。凄く楽しいです。ビーチの風になり、羽ばたく鳥になります。

習う曲も当日にならないと分からないし、ビデオも販売しないフラのワークショップですが、技術ではなくスピリットを学び、大地や神々とつながる感覚は、なかなか他では得難いものだと思います。

何だか、また告知になってしまいましたが、5月22日からワークショップで、是非一緒しましょう。