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カツオ四方山話
【寄生虫】 はっきり言いますと釣ったカツオの9割にはテンタクラリアさんという白くて丸い寄生虫がいらっしゃいます。でも安心してください食っても大丈夫です。 しかしながらこないだ酒盗を作った時に発見したアニサキスさんは頂けません。こいつは胃の中で暴れるとちょっと厄介な事になります。おいらも3日苦しみましたよ。 サイトでこれらのQ&Aの記事を見かけることがありますが、大抵こんな事が書いてあります。 「プロの魚屋さんはきちんとチェックしてありますのでそういうところで買った方が良いですよ」「気になるようなら魚屋さんで返品してもらった方がいいですよ」 口 あんぐりです。 何百匹もお魚を捌いたnogumaguさんも丸のお魚やイカに寄生虫がいるかどうかなんて、解りません。どんなプロでも捌くまで解らないと思います。 魚一匹捌けたら、色々な事が解り料理の幅も広がるでしょう。しかし、それも全て自己責任の範囲です。如何にも自分で作ると旨いとブログで書くのも良いでしょうが、それなりも危険もあるんだよ~って事もきちんと伝えなければいけないと思います。 だからおいらは時々寄生虫のネタを書きます。 アニサキスは新鮮な場合内蔵、少し時間がたつと腹の部分にも移動します。内蔵を生で食わない事。腹の周りは良く見ておできのような物があったら取り除く事。これだけで危険度は激減します。ハラミは脂が強いのでおいらは焼き物にしますがね。 塩にも強いのでイカの塩辛を作ったぐらいじゃ2~3日はまだ生きています。捌いたイカの身におできのような物が無いか、あったらその部分を切り落とす。自信がなければ1日冷凍すれば死滅しますのでその方が無難です。塩辛も刺身用でも冷凍しても味は落ちません。本当はアニサキスに当たったら保健所に届けなければいけないようなんですが。 魚とて一つの命です、そこらへんの電化製品と同じようにおかしいから返品しますというように片づけられるのはあまりにも理不尽。せめて自分の釣った魚ぐらいは感謝して丁寧に捌いておいしく頂いて欲しいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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