鮭太朗のつぶやき

先日、スマステージョンで、三島由紀夫の命日にちなんで、彼の特集を組んでいましたね。彼のとった行動の是非を論ずるつもりは有りませんが、彼の主張の要であった「憂国」という言葉については、今、改めて考えてみる必要のある言葉であると感じました。

本当に、日本を、将来の明るい国に導くために、その担い手となる子供達に、人間として、尊しとすべき、悪しきと知るべきものが何であるのかを、鮭を含む、怠け癖のついてしまった今の大人達が、日常に起きる当たり前の出来事の中で見せていける様に、今一度意識のレベルを引っ張り上げて、積極的に地域や社会と関わっていかなくちゃならない状況にあるんじゃないかと、昨今のニュースを見聞きするたびに思います。

まあね、ストレス解消法の一つにパチンコというギャンブルを挙げてる鮭が言ってもなんの説得力もないと思いますけれど、毎日当たり前のように誰かが殺されて、しかもその理由が実に自己中心的な、短絡的な考えに基づくものであったり、キミら我慢とか、忍耐っちゅう言葉を知らんか？　と、突っ込みをいれたくなるような浅はかな行動だったりするのを知らされると、本当に、本当に、情けなくなりますよね。

最近、職業としてのカウンセラーの需要が増えてきているようです。
ストレスに満ち満ちた世の中が、心が不安定な状況の人を多く作り出しているから　という理由付けもあるでしょう。

でもね、鮭は思います。愛の行方次第なんじゃないかなって。

自分だけに向かうのでなく、周りに向かっていく愛がいっぱいあれば、それに触れた心はきっと暖かくなるし、あったかさの連鎖反応だってきっと起きるんじゃないかな。

青臭い理想論だと思われますか？　愛なんて上っ面の言葉、お為ごかしじゃん　って感じられますか？　

勿論、自分在ってこそ　という意味で、自己愛は大切だと思います。でも、それを自分を貶めるところまで持ってっちゃダメだよね。自分という存在が、生きていると同時に、生かされているものでもあるんだってことを自覚できる器は、きっとみんな同じに持って生まれてきてるはずなんだから、埋没させてちゃだめだよね。自分という命の器には、愛が一杯注がれてるんだってことに気づけずにいる人が多すぎるような気がします。気付いた人は、少なくとも、人を傷つける行為を、自らの心の痛みなしにとれるはずないもんね。

けれど、他人の命が危機に曝されることを承知で、己の利益を守ることを善しとした、一連の建築問題、司法の番人でありながら、自らが法を犯す議員の逮捕など、自分が存在することが、自らの力によってのみであるかのような、驕った輩のニュースを聞かされたりすると、本当に、真面目に仕事して、一生懸命生きてる人間みんなから、断罪されやがれ！　って思いますよね。

なんだか、今日は偉そうなこと書きましたが、書いてる鮭自身、修行の足りん身でございます。さらりと流して読んでくださいまし。

今日の日記を読んでくださった皆様の心の器に注がれる愛が、もっともっとたくさんになりますように。そして、そこから溢れ出す新しい愛が、たくさんの子供達の、愛を必要とする大人たちの元に届きますように。

フリーページと重複しますが、鮭の気持ちを言葉にした歌の歌詞を、今日の日記の最後に記しておきます。

嬉しいときも　悲しいときも
私たちには歌がある
祈りをこめて　心つないで
愛しい人に　思い届けよう

WE ARE ALL ALONE
人は誰も　孤独な魂抱いて生きている
BUT　YOU　ARE　NOT　ALONE
だけど誰も独りきりで生きていちゃいけない

だから
LET’S　SING　TOGETHER
昨日出合ったばかりの人とも
LET’S　TAKE　YOUR HANDS
手をつないで歌って友達になろう

心に抱いた　傷や痛みも
まぶしい笑顔に出会えれば癒えるよ
うつむいてないで　さあ勇気出して　
しっかり前を向いて歩いてこう

WE　ARE　ALL　ALONE
人は誰も悲しみ胸に抱えては立ち止まる
BUT　YOU　ARE　NOT ALONE
だけど誰の伸ばした手の先にも愛は待ってる

だから
LET’S　WALK　TOGETHER
心から愛する人がいるなら
LET’S　TAKE YOUR HANDS
ためらわずその手をとって共にゆこう

LET’S　SMILE　TOGETHER
笑顔を1番の宝物にしようよ
LET’S　TAKE YOUR　HANDS
手をつないでいっぱい友達つくろう

LET’S　SING　TOGETHER
今ここで出会ったばかりの人とも
LET’S　TAKE　YOUR　HANDS
手をつないで歌って友達になろう