カテゴリ:親子鮭
母鮭が亡くなって後、週末に実家に帰ること5回。
ヤモメの父ちゃんは、四十九日が過ぎるまでは と、毎朝欠かさず1合の飯を炊き、仏前にお供えをしてくれています。今は経机に遺影と位牌とお骨を安置してい状態なので、仏壇と両方へのお供えです。 正直、かなりの面倒くさがりで、母鮭が生きていた頃は何につけても「おーい、お母さん」で済ませていた父鮭なので、自分が食べる分でもあるとはいえ、ご飯炊くのは二日に1回でもいいよ という鮭の言葉にキッパリ「いや、四十九日までは毎日炊いて、炊き立てをお母さんに供える」と言い張ったことが意外でした。言い出したものの、やっぱり途中で面倒になって二日に一回になるんじゃないかな とも思っていたんです。 でもね、ひと月を過ぎた今も、ちゃんと毎朝、早く起きてご飯炊いてくれてます。線香も渦巻きの長時間用を絶やさずにいてくれてます。鮭が帰ると「お母さん、子鮭が帰ってきてくれたで」と写真に報告し、帰るときには「もう帰るんやて」と寂しそうに背中を丸めてリンを鳴らします。 この月の末には四十九日を迎えますが、父鮭の意向で、納骨は一周忌を過ぎてから行うことにしました。あまりにあっけないお別れだったから、やっぱり寂しいんだって。なんか、可愛いよね。 残ったものがあまり未練をみせると、ちゃんと彼岸にいけなくなるということを言われる方もいらっしゃるようですが、迷わず成仏はしてくれているはずなので、母鮭もきっと「今生の置き土産」としてのお骨を父鮭が手元に置きたがることに嫌な顔はしないでしょうw 鮭はそう考えています。 洗濯も覚えて、何とかヤモメのひとり立ちにも目処は立ちましたが、もう暫くは実家通いを続けるかなw 父鮭よりも遥かに薄情な子鮭は、忌明け直後に「お歌の発表会」に出ますw 流石にヒカリモノは「慎む」予定ではありますが、全くの封印というわけではなく(^^ゞ ちょっとだけ、地味に光ろうかとヽ(^o^)丿 歌う曲のひとつに「MISTY」という曲があるのですが、この、霧にちなんだ出来事がありました。 実は先日、初めての月命日の明け方、母鮭が亡くなったのではないかと思われる時間帯に、二人とも別々の部屋でではありましたが、冷や汗かいて目を覚ましてたんです。朝、父鮭が実は今朝方な・・・ と朝ご飯の席で言い出したのに、え、私もやで といった感じで、お互いの様子を話たのですが、ほぼ同じくらいの時刻に起こったことだったのです。そしてその数時間前、鮭は別の体験もしていました。うとうとと、眠りにつくかつかないかのおぼろげな時間に、それまで天井に向かってたなびいていた線香の煙が、横たわった鮭を包み込むように、ふわ~っと降りてきたんです。鮭、霧に包まれるの図 みたいな感じでした。 前日の日曜に、見える叔母曰く、「今、兄ちゃんの後ろに姉ちゃん(母鮭)立ってたよ」ってことだったのですが、父鮭も鮭も実は「にぶちん」で、その時は気配すら感じなかったんです。だから、煙という目に見えるもので存在を示したかったのかなあと思って、だったら何が言いたかったのかなあ と、MISTYな状況下で考えたのですが、声がきこえたわけでもなく・・・ ごめんよ母ちゃん、オイラわかんねえや(^^ゞ 実際のMISTYという曲は、大好きな曲で、特にサラ・ボーン(くどいようだが、鮭は腹・ボーン)の歌が好きなんです。が、音域が広くて、今までは先生から、発表会で歌う曲として「許可」がおりなかった曲なんです。今回、ようやくお許しが出て、先週から稽古を始めたものの、やっぱり難しい~ 声も勿論なんだけど、感情的な部分で、どうにも鮭は、やっぱり「色気」に欠けるんだよね(>_<) やっぱり恋してなきゃだめなのかしらんw 今、クィーンズのメンバーG嬢が「恋する乙女」の真っ最中で、とってもキラキラしてるんですよ。鮭より一回り以上年下の子なんだけど、もうね、妹分みたいで可愛い可愛いw モモちゃんも彼女の「恋バナ」聞きたさに、体調絶不調でお休みした週、這ってでも来ようかと一瞬考えた というほど、その成り行きに注目している状態なんですよね。そう。みんなで、成就を願っているのです。幸せになるんだよーーー! とまあ、人の幸せもさることながら、自分の幸せもええ加減なんとかせにゃならんかいのう と思いつつも、二日に一回ご飯を炊くことより遥かに面倒くさいわよ恋なんて と思う自分に、ほとほと手を焼いています(大苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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