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鮭太朗のつぶやき

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2006.05.06
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カテゴリ:親子鮭
何の因果か、母鮭の3度目の月命日の今日が入院日だった父鮭。
入院自体は午前中に終わったのですが、手術についての詳しい説明等を執刀医師から受けたのは、午後5時を過ぎた頃でした。

父鮭本人も含めて、鮭、叔母(父の妹)の3人で説明を受けました。
先生と叔母、鮭の3人が説明を受けるための部屋に入室した時、父鮭は手洗いに寄っていて不在だったのですが、先生から、父鮭本人にある程度具体的なことを説明してもかまいませんか? という質問を受けました。思わず一瞬、叔母と目を合わせました。かかってしまったものは仕方ない と、手術に関しては諦めの境地を語ってみせる父鮭ですが、こんなん言うてても内心は不安でしゃあないねんで と本音も漏らしていたので、あまりにもキッパリ告知を受けたら一気に気落ちしてしまうだろうな という思いが叔母にも鮭にもあったので、一瞬ためらったのですが、手術の内容をまったく告げられないでいるのもかえって不安なのではないかと思い、結構です と返事をしました。

ある程度 という先生からの話は、手術については、説明用の図に書き込みをしながら、背切除する部分や、術後に通す管の位置なども含めて、かなり具体的に説明してもらいましたが、病状については、腫瘍の程度がどれくらいレベルなのかは、患部を詳しく調べないと解かりませんが、悪性の細胞があります という所でとどめてくださいました。幸いというか、父鮭はそこでピンとはこなかったようで、悪性細胞がある=癌の可能性がある と理解したようでした。

鮭はそれで、父鮭が癌であり、レベル=進行段階(ステージっていうんですよね?)ということだと理解しましたので、説明を終えて、父鮭と叔母が先に退出し、書類を詰め所に渡す必要があった鮭が一歩遅れて退室する形になったところで、転移が無ければ、基本的には切除摘出で終わる手術ですか? と問いました。鮭も所詮は素人ですので、組織検査である程度具体的な進行具合が解
かるものなのだと思っていたので、もしそうなら、今の段階で、執刀医には父鮭の病状の進み具合がかなり具体的にわかっているのだろうと考えていたのです。

でも、そうじゃないんですね。外科の先生は、基本的にはいわゆる「技術屋」さんなんですね。
患部を摘出し、血管や内臓を縫合してという、命をつなぐための技術を施行してくださるプロフェッショナルであって、癌細胞そのものを見極めるのは、又、違う専門職の(病理の先生 と執刀医は仰ってました)、いわゆる、鑑定士さんのようなプロフェッショナルなのですね。

ですから、結局父鮭の場合も、術後10日ほど経たないと、はっきりした進行具合がわからないらしいのです。一応、ステージ4の場合と3の場合の5年生存率について具体的な数字を仰いましたので、目で見える範囲での執刀医の判断は、そのあたりにあるのかなあ と受け取りました。4だと確実に転移があると考えてよいようです。3は微妙なのかな。案外1とか2かも知れないし。

帰り道、叔母と食事をしながらいろいろ話をしていて、先生の話を受け止めた鮭の心情を話していたのですが、本当に、我ながら薄情なのかしら と思うくらい、いわゆる「目の前が真っ暗になった」とは程遠い状態にあるんですよね。まあ、具体的にそのステージの数字を示されていないからなのかもしれませんが(4だと、早ければ半年 ということだったので)、母鮭の急逝や、思春期に相次いだ、同年代の親族や友人、知人の若くしての死というのがあるからか、そして真逆に、絶望的な状況下から、それこそ医者に奇跡的と言われるほどの回復を見せた方も身近に知るところだからか、とにかく、父鮭に寿命があれば、どんなに病状が悪くても、そのレベルはどうであれ、絶対に回復すると確信してるんです。勿論、最悪の場合は逆のこともあるわけですが、仮にもしそうであっても、それはそれで父鮭の寿命であったのだと、納得して受け入れられる気がするのです。

でも、ありがたいなあと思うのは、親族は勿論、鮭家族と親交のあるみなさんが、其々に、父鮭の回復を心から祈ってくださっていること。それはお天道様であったり、お地蔵様であったり、その方の信仰上の神様や仏様であったり、実に様々なのですけれど、母鮭のことがあって、持病を含めた父鮭の病気のことを知る皆さんが、ウソではなく本当に、心の一部を常に父鮭や鮭に向けてくださっている ということが、本当に本当に、実際に涙がこぼれるほどありがたいのです。

だから鮭は、自作の歌の歌詞の通り、
俯かず、勇気を出して、真っ直ぐ前を向いて歩きます。
きっと大丈夫。鮭の心を支えてくれる目に見えない杖は、たくさんあるんです。
この部屋に来てくださる方の励ましも勿論そのひとつです。

取りあえず、10日の午後に行われる父鮭の手術が成功するよう、是非みなさんの念力wも飛ばしてください。

と、いうわけで、今日は、父の小さな友人? ハムスターの「ちいこっこ」を鮭のマンションに連れ帰りました。実家のケージは結構でっかくて持ち運びが大変なので、組み立て式でコンパクトな鮭の部屋用の別荘を購入しました。いずれお披露目しますねw

連休も明日で終わり。
明日は大雨らしいですね。できれば毛布を洗濯したかったのですが、後日になりそうです。
それにしても、A型の父鮭の1人暮らしの実家は、鮭の部屋の50倍は綺麗に整頓されていて、自分の片付けられない女ぶりにますます自己嫌悪した鮭でしたw





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Last updated  2006.05.06 22:24:12
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Comments

海苔茶漬鮭太朗@ Re[1]:お元気ですか?(04/27) たまにんさん ご無沙汰いたしておりま…
たまにん@ Re:お元気ですか?(04/27) そうですかぁ。 やっぱりというか、お仕…
たまにん@ Re:パソコン不機嫌(03/08) その節はありがとうございました。(^^) …
mariko0855@ Re:パソコン不機嫌(03/08) 歌があれば元気で生きられるね。
rei@ ごめんなさい パソコンが使いこなせなく無駄な事をして…

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