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鮭太朗のつぶやき

鮭太朗のつぶやき

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2006.11.14
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カテゴリ:カテゴリ未分類
毎日のように報道される、いじめによる自殺者のニュース。
自分の親に虐げられ、あげくに殺される、年端も行かない子供達。

生まれてきて無駄な命なんて、この世にひとつだってありはしないのに・・・

見ず知らずの人達の、悲しい最後を聞くたび、悔しくて、切なくてたまらない。

命の大切さを、言葉で説くのは難しいのかもしれない。

でも、体感する悲しみで、いくらかの学習はできるように思う。

最近は、おじいちゃん、おばちゃん達も元気でご長寿という家族が多いから、初めてちかしい人の死に触れる という経験をする年齢が、どんどん上がっていっているように思う。そうでないにしても、小さい子どもは火葬場には連れて行かない という人も居る。

でもね、鮭は思うんだよ。
小さい子供にこそ、誰かが死んだ ということに対して、そこで大人たちが見せる悲しみの様子を、しっかり見せておくべきなんじゃないかな って。
火葬のあと、骨になって出てくる遺体をみせて、お骨拾いもさせてやって、人間が死ぬってこういうことなんだ っていうことを、経験させてやれる場があるならさせてあげる方がいいと思うんだよね。

まあ、あまりにも感受性の強い子だと、逆に怖がりすぎる心配はあるだろうけれど・・・。
それでも、テレビやゲームの画面の中ではない、現実の世界で、誰かを失うことに伴う悲しみというのは、とても深いものなんだってことを、本人に自覚するだけの感情が育っていない時期であっても、その空気感を感じさせてあげることは、とても大切な気がする。

会社の隣のお宅では、最近子犬を飼い始めた。
タロウと名づけられたミニチュアダックスの子供は大層愛らしく、おねだりをした幼稚園児の子供も構いたくっている様子。見ていて微笑ましい。どれだけ面倒をみてあげられるのかはわからないけれど、守ってあげなくちゃいけない と思える生き物の存在は、必ず、優しさを生むと思う。

そういえば、最近の小学校でも、兎とか鳥なんかの小動物を飼ってるんだろうか?

思い出すのは、鮭が小学5年生の時のこと。
学校で兎を飼っていて、高学年になると順番に小屋の掃除や餌やりをするきまりになっていて、丁度その時は鮭のクラスが担当だったんだけれど、ある朝登校してみると、兎たちがみんな死んでたんだよね。多分イタチにやられたんだと思うんだけど、見つけた鮭たちはそれは大ショックで、とにかく早く先生に知らせなくちゃ! って大騒ぎになったんです。

小学校の頃って、鮭の時代はみんな、授業が始まるかなり前に登校してたので、先生の方が遅かったりしたんだよね。その日も、学校から近いところに住んでた担任はまだ登校してきてなかったの。それを知って、鮭と数人の女子が代表で、先生の家まで走っていったんだよね。丁度途中で出勤途中の先生と会えたんで、それはもう、意気込んで「先生、えらい事やねん、兎が、兎がみんな死んでしもてんねん」と、我先に報告しましたですよ。

そのときの先生の言葉は「そんなしょうもない事でわざわざ家まで来るな!」でしたさ。
40代の、学年主任の男の先生だったんだけどね。鮭たち子供にしてみれば、けっして「しょうもないこと」ではなかったんだけれど、先生にすれば、兎が死んだぐらいのことで俺のプライベートの範囲まで来やがって って言う部分と、例え近いとはいえ、児童が登校後に学校を出てきた ってことに対して、何かあった時に自分がどこまで責任とらされるか みたいな部分があったんやろうと思います。

だってね、ホンマに鮭らは必死で事情を話したわけですやん?えらいこっちゃー! やったから。
どうしたらいいのかわからんかったから、先生が来るのを待つのももどかしかったわけです。

そやからね、それを「しょうもないこと」の一言で否定されて、気持ちの持って行き場がなくなったんです。少なくとも、一番頼りになる大人やった担任の先生には、違う言葉をかけて欲しかったわけやから。走って行ったみんな、その場でシュン太郎ですわ。

その時から、鮭は先生を信用しなくなりました。6年の時にも担任やない女の先生と、用務員室で大げんかしたこともありましたw あることで呼び出された鮭の主張を、頭ごなしに「そんなん屁理屈やわ」とぬかしやがったので、「それやったら、先生が言うてる事が屁理屈やないいう証拠見せてみい」 って。それこそわけわからん主張でしたけどw 大人やからって言いくるめられて従うつもりなんてさらさらなかったですね。煙たい子やったやろうなw

でもね、子供にとって、学校の先生、特に担任って、やっぱり大きな存在やと思うんですよ。
親の次ぐらいに身近で、毎日のように接してるわけやから。そんな、自分にとって味方になってもらいたい存在の大人に、自分が持ってるつらい気持ちやら、親には言われへんけど誰かには聞いて欲しい っていうような心の叫びを、大人の価値観であっさり否定されたら、心や気持ちが孤立無援になってしまうと思うんですよ。現に、自殺報道された児童や生徒たちの何割かは、担任に相談してるわけで、そこで「親身になってとりあってもらえなかった」っていう絶望感を感じた子も少なくないとおもうんですよね。もちろん、憶測でもの言っていい問題ではないとは思うんですけど、否定しきれない事実ではあると思います。

自殺した児童や生徒の担任の先生だけやなく、先生みんなに考えて欲しいです。特に、小学生の先生に。

大人の考えを基準に子供達の訴えに是非をつける前に、それがどんなに「しょうもない」と思えることでも、ちゃんと子供達の言うことを最後まできいてあげてやってますか?
「子供達のためにしなけらばいけない仕事」で忙しいのはわからなくはないけれど、そこでストレスを溜め込んで、子供を犠牲にするのは本末転倒ですやん。まずは子供の主張をちゃんと聞いてあげなあきませんやん。頭ごなしに否定したり、子供の主張を「子供のいうこと」と軽んじたらあきませんやん。

中学受験ささなあかんから、どんどん勉強前に進めてもらわな困ります なんてぬかすアホなPTAにも声を大にして言いたいね。小学校いうのは、勉強教えるだけのとこと違うで。大体、そんな親に限って、きっと「学校楽しいか?」って問うてやることすらしてへんのやろうと思いますね。
子供らにとって学校は、楽しい所やないとアカンのよ。これはもう、絶対よ。

そうやない というやつ かかってきなさいw











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Last updated  2006.11.15 01:27:55
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海苔茶漬鮭太朗@ Re[1]:お元気ですか?(04/27) たまにんさん ご無沙汰いたしておりま…
たまにん@ Re:お元気ですか?(04/27) そうですかぁ。 やっぱりというか、お仕…
たまにん@ Re:パソコン不機嫌(03/08) その節はありがとうございました。(^^) …
mariko0855@ Re:パソコン不機嫌(03/08) 歌があれば元気で生きられるね。
rei@ ごめんなさい パソコンが使いこなせなく無駄な事をして…

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