お猫さまと多肉のたまり場

昨日叔母が、最近の作品を見せてくれました。

叔母は羊毛の手紡ぎや、機織り、草木染め、無農薬農業などエコな生活をしています。

叔母の過去に記事

叔母はスーパーウーマン

その時必要なもの



羊毛から自分で紡いだ毛糸を自然塗料で染め、編んだベスト、帽子、レッグウォーマー。

これを染めた染料の中に、『虫』というのがあります(*_*)

その名は、『コチニール』

どの色かと言いますと、帽子の下から二番目の紫のような色です。



メキシコのサボテンに付くカイガラ虫の雌で、とても高級な染料なのだそうです。

『ファイブミニ』や、ハム、いちご飲料、化粧品など、身近なものによく使われていることを知りました。　私たちは、知らず知らず、虫を食べていたんですね。(T_T)

帽子の一番下は栗、その上がコチニール、次が地衣類、青い色が藍、一番上が栗だそうです。

コチニールの上の『地衣類（チイルイ）』ですが、ベストに使われているエンジの様な色です。



地衣類は、コケというか、菌なのだそうです。

暗い所では、この染料で染めたものは発光することがあるそうです。

不思議なものが染料になるものです。　自然な染料で染めたものは、色が優しくて、ケンカをしないのだそうです。確かに味わいのある色だと思いました。

叔母は手間暇かけて作ったベストをいつかオークションの出すのだそうです。

技術があるといいな～と、羨ましくなりました。

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