元・占い師　ルビー

☆　皆さん、今晩は。如何お過ごしでしょうか。

　大阪北部地震では新たにひとりのかたのご遺体が確認され、犠牲者は5人になってしまいました。

　こういった自然災害に遭ったとき、自然の猛威や脅威に対して人間は如何に非力(ひりき)なのかと痛感します。

　もしかしたら建物や塀の倒壊に関しては、人間が予(あらかじ)め防ぐ方法があったのかもしれませんが、

　当事者のかたたちは善意から塀を建設したことなので、天災に対しては不可抗力の感も否(いな)めません。

　高槻市の小学校では今後ブロック塀の安全を点検するそうで、今後は犠牲者が出ないことを願っています。

　さて、心理学の箱庭療法などでは、高い塀を築きたがる人は閉鎖的にして排他的な傾向があるそうです。

　もちろん民家では私生活を覗(のぞ)かれたくない心理から、塀で囲い込むのでしょうね。

　しかしながら、学校や幼稚園、保育園の塀が高いのは望ましくないと、私は思います。

　今回の痛ましい事故はブロック塀が倒れてきて、その重さと圧力で女の子が犠牲になりました。

　何の為に3メートル50センチもある高い塀が必要だったのか、疑問が湧いてきます。

　しかも、もともと190センチもある高さの上に、さらにブロックを8段も載せたというから驚きです。

　そもそも人間の目は身長より10センチ余り低いところについています。

　例えば180センチの長身の人が(塀の中を)覗いても、目は170センチより低い位置にあるはずです。

　目隠しではなくサッカー・ボールなどが外に出ない為の配慮であれば金網のフェンスで充分でしょう。

　以前、愛媛県今治市で小学校の児童が蹴ったボールが外を歩いている人に当たった事故があり、フェンスは必要だと思います。

　そのフェンスを重いものにする必要があるのか、そこが将来の課題でしょうね。

　小学校や幼稚園、保育園といったところでは高い壁は死角になり、誘拐や連れ去りなど犯罪にも繋がり易いです。

　児童や幼児には、地域の人たち、通行人の目や耳が自然な見守りになります。

　校庭の周囲に、金網や二重ネットなど見通しも良くて安全な境界ができると良いですね。

　
　後書きとして・・・　誤字や脱字、漢字の変換ミスがあったら、平にご容赦下さい。

　文責　元・占い師　ルビー　

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