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☆ 人間は生まれてからさまざまな欲望の中で葛藤していると思います。
生きていくための食欲と睡眠欲は、赤ちゃんでも本能で身につけています。 人間には五つの欲望があることは、私が過去記事で書いたことがあります。 冒頭で紹介した食欲と睡眠欲は生きていく為に必要ですが、ほかの三つ、つまり名誉欲、金銭欲や物欲、性欲は、中庸が理想です。 人間は欲望を抱(いだ)くことによって、眼(まなこ)が曇ってしまうと思います。 次に3人の例を挙げます。 Aさんは、勤務先で出世が遅れている。同僚はもちろんのこと後輩にも出世では追い越されてしまった。 Bさんは、今の職場の給料だけでは充分な生活ができないので、副業をして贅沢な暮らしをしたい。 Cさんは、50歳の男性で自分の学歴や職業に満足しているが、ただひとつだけ不足がある。 それは、若い女性と結婚したいが、できないということだ。 Cさんには知人が多く、年齢的に釣り合う女性を紹介してくれる人たちが多い。 30代後半や40歳くらいの女性たちばかりを見合いで紹介されるが、女性の年齢が気に入らない。 Aさんは名誉欲、Bさんは金銭欲や物欲、Cさんは異性、 と、それぞれ充たされない不満や不足があるようです。 まずAさんの場合は、宗教の名を騙る金儲けの集団から、「○○教に入信してみませんか。あなたの願いである出世が叶いますよ。」と誘われたら、入信してしまうかもしれませんね。 次にBさんの場合は、法の目を潜った詐欺師まがいのマルチ商法をしている人たちから、 「私たちと一緒に、この会社の商品を売ってみませんか。あなたの月給と同じ金額くらいのお金は充分に稼げますよ。そして、将来は会社勤めを辞めても、私たちの会社の仕事だけを手伝ってくれたら、今より贅沢な暮らしができますよ。」と勧められるかもしれませんね。 実際に、私の知り合いの男性で、「マルチ商法に参加して、御殿のような家を建てるのだ」と張り切っていた人がいましたが、高い商品を沢山買うために、サラ金からお金まで借りて活動を続けようとしていましたが、ご両親がサラ金業者から借りたお金を代わりに返済して、やっとマルチ商法と縁を切ることができた次第でした。 その人の場合は、サラ金で借りられるだけ借りさせた上で、マルチ商法の品物を購入させるための鴨にされた、と気がつきましたからね。 Cさんの場合は、自分が50歳の男性であるという現実を忘れて、 女性は、若ければ若いほど、美しければ美しいほど良いと思ったそうです。(見合いをお膳立てしてあげた年配女性の証言) しかし、若い女性は50歳のCさんと結婚する気にはなれない。 そこで、Cさんは出会い系サイトで、お金を払って付き合ってくれる女性を探したそうです。 女性がCさんとの関係を暴露して、Cさんは辞任に至ったという、ある県の元知事さんの実話でしたね。 出色(しゅっしょく)の秀才にして社会的な地位もある男性でありながら、春を鬻(ひさ)ぐ女性が蹉跌(さてつ=つまづき)となるとは、残念です。 欲望で目が曇ってしまうと、宗教の名を騙るインチキ集団に加入したり、 マルチ商法の品物を大量購入するために、サラ金業者から大金を借りて、ますます貧乏になったり、 女性とのスキャンダルが切っ掛けとなって、これまで築き上げてきた信用や名誉を失う羽目になったり、 人間の悲しい性(さが)というか、性的な意味合いばかりではなく本能や業(ごう)の深さからくる生き地獄みたいなものを目(ま)の当たりにすると、怖ろしい気持ちがします。 人間は愚かなので、お金がほしいという気持ちが高(こう)じると、金儲けを目的とした詐欺師に騙され易いです。 また、真面目に結婚を考えた上でお相手を探すのは正しい考えですが、 結婚を考えずに、遊びで良いから異性がほしいという発想を抱いてしまうと、容姿は良くても根性が悪い人から騙されることになります。 要するに、「お金がほしい」とか「異性がほしい」など、「ほしい、ほしい」の気持ちに理性による抑制が利かず、箍(たが)を外(はず)してしまうと危ないですよね。 世の中には、欲望が暴走して犯罪者になってしまう人たちもいますが、読者の皆さんは熟考してほしいです。 昔から『悪銭(あくせん)身につかず』という諺(ことわざ)があります。 マルチ商法やギャンブルなどで稼いだお金は、つまらない出銭となって消えてしまうという意味です。 お金に限らず、不純な動機で異性と交際することも、手痛いしっぺ返しを食うことになるようです。占いのお客さんの実例などで、そう思います。 純粋で透明な気持ちになれば、心眼が開けると思います。 ☆ ☆ ☆ 用語の説明 「しっぺい」は、「竹篦」 禅宗で、座禅の際、師が雑念や居眠りなどで姿勢の乱れた弟子を戒めて打つのに用いる。 師が参禅者の指導に用いる法具。 長さ60センチ~1メートル、幅3センチほどの、割り竹で作った弓状の棒。 しっぺ返し 師に打たれていた者も修行を積めば、そのうち打つ側に立つことができることから、 やられたらやり返す意味で用いられるようになった。 しっぺ返しは、しっぺい返しの音変化だそうです。 用例・・・甘くみると手痛い竹箆返しを食う。 文責 元・占い師 ルビー ↓ 私の顔写真を掲載します。 ↓ 金魚鉢をクリックして下さる人のご健康と幸せを祈念しています。 人気ブログランキング 占い人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年07月10日 02時32分49秒
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