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元・占い師 ルビー

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2018年07月14日
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☆皆さん、今晩は。如何お暮らしでしょうか。

 ひとつ前の記事の続編として読んで下さい。

 占い師をしていた時に、「彼は、私のことをどう思っていますか。」、「彼女は僕のことをどう思っていますか。」と質問されたことが多かったです。

 こういう質問をするお客様の特徴は、

1.自分で相手の気持ちを確かめることはできない。だから、占い師に尋ねる。
 行動力が無い人

2.臆病な自尊心を持っているために、相手から断られたり、振られるのが怖い。
 失恋を恥だと考えてしまう人

3.恋愛に関して察しが良くないために、相手から婉曲に断られていることに気がつかない。

大きく分類すると、3つのタイプが多いです。(人間は3種類ではないですが、便宜的にこう分けてみました。)

 まず、1のタイプの人。

 私が、「ご自分から話しかけたら如何ですか。」と勧めても、お客様は、「それは、できません。」と仰(おっしゃ)る場合がありました。

 職場の同僚であれば、自然に話す機会はあると思います。

 また、職場は別であっても、お相手の勤務先がわかっているのであれば、昼休みなどに、「近くまで来たので、寄ってみました。」と言って、受付から呼び出してもらうこともできますよね。

 私がそれを勧めると、「そんなことは絶対にしてはならないことです。それをしたら、ストーカーだと誤解されてしまいます。」とお客様から怒られたこともありましたた。

 しかし、犯罪ではない限り、絶対にしてはならないこと、はありません。

 相手が芸能人の場合は、追っ掛けをしても良いけれど、相手が一般人の場合は、自分が好意を示すことはストーカーになってしまう、などと極端な思考に走ってしまい、自然に好意を表せないのでしょうね。

 「彼の勤務先に訪ねて行くようなことは、怖くてできません。」と、私の提案を拒絶した人もいました。

 もちろん、この場合の「怖い」は、彼からの暴言や暴力を振るわれるのが怖いという意味ではないです。

 夫婦でもないし、付き合ってもいないですし、また、周囲の目や耳もある状況ですからね。

 何が怖いかというと、相手の反応がよそよそしかったり、冷たかったりするのが怖いのでしょうね。

 「自分が訪ねて行ったところで、相手が喜びそうもないな」と、お客様にも予想がついているということです。

 また、受付が無くても、「○○さん、いらっしゃいますか。」と、お相手の職場の同僚に声掛けして、呼んでいただくこともできます。

 もし、お相手が席を外していたとしても、同僚や上司から、

 「○○さん、実はね。君が昼休みで外に出ているときに、若い女性が訪ねてきてね。○○さん、いらっしゃいますか、と言ってたよ。」と言われたら、

 「えっ、そうですか。どんな女性でしたか。」と彼は尋ねて、

 「色が白いきれいな女性だったよ。」との答えが返ってきたりして、

彼は満更でもない心境になるのですが、

 お客様の場合は、「それは絶対してはいけない」とか「そんなことをしたら、ストーカーだと思われてしまう」「相手の反応が、私が期待した通りではないだろうから、相手の反応が怖い」という自覚がある訳です。

 ということは、相手から恋愛感情を抱(いだ)かれていないという確証があるのでしょうね。それなのに、占い師に鑑定を依頼していらっしゃるということです。

 1のタイプの人は、もともと行動力が無いので、付き合いを進展させる力には欠けているようです。


 2のタイプの人

 臆病な自尊心をお持ちのかたは、自分を雁字搦(がんじがら)めにしてしまう傾向があります。

 「失恋ぐらい、どうってことないよ。」と思うことができたら、相手に気持ちを尋ねることができるのですが、その一歩が踏み出せない訳です。

 ひたすら、「彼が私に告白してくるのは、いつですか。」と待ちの姿勢に徹しています。

 女性のお客様に多いですが、稀(まれ)に男性のお客様もいらっしゃいました。

 相手に対して意思表示をしてみて、相手の気持ちを知るほうが近道なのですが、

 「自分で相手に聞くことができないから、占い師さんに尋ねているんですよ。」と言われてしまいます。

 1のタイプと2のタイプは似ていますが、2のタイプは「好かれているのかな」と誤解すると大胆なことをしてしまう傾向があり、反動が怖いです。

 具体的に言うと、男性から、「この女性は僕のことが好きなんだな。」と覚(さと)られて、男性から遊びで誘われた場合に、「彼は本気だ。」と錯覚して深い関係を結んでしまい、ますます懊悩(おうのう)することになった女性もいらっしゃいました。

 要するに、2のタイプの人は自信ができると、勇気ではなくて、無分別や蛮勇といった行動に出てしまう傾向があります。


 3のタイプの人は、お相手から良い返事をもらっていない場合ですね。

 例えば、「私と付き合ってくれませんか。」と尋ねて、お相手から「今は仕事に専念したいので」と言われたり、「僕には付き合っている女性がいるので」と言われた場合です。

 お客様の疑問は、次のようになります。

 仕事に専念したい。→ Q.「仕事が一段落ついて閑になったら、私と付き合いたい」という意味でしょうか。

 付き合っている彼女がいる。→ Q.本当に彼女はいますか。
              → Q.彼女とはうまくいっていますか。
              → Q.彼女と別れて、私と付き合うようになるのは、いつですか。

 お客様にはお気の毒ですが、

 「忙しいから付き合えない」と言うのは、婉曲な断り文句です。

 忙しいのが原因であれば、定年退職をして60歳を過ぎた男性しか、女性と交際も結婚もできないことになります。

 いろいろと厳しいことを書きましたが、

 片思いで悩んでいるときは、まずは、あなたのお母さんに相談して下さい。
 お母さんから、「可哀想だけれど、脈は無いと思うよ。」と言われたら、占い師に相談したところで、あなたのお母さんと同じ回答です。恋愛鑑定をしても同じ結論になります。 

 お母さんが他界しているかたは、信頼できる友人に相談して下さい。

 人生の時間は限られています。有効に時間を使って下さい。

 片思いは、時間の空費であり浪費です。


 文責 元・占い師 ルビー 

 ↓ 金魚鉢をクリックして下さる人のご健康と幸せを祈念しています。


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最終更新日  2018年07月14日 02時30分14秒
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