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元・占い師 ルビー

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2020年10月03日
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カテゴリ:占いや人生相談 
☆皆さん、如何お暮らしでしょうか。

 人間はつらい時や悩んだ時に、誰かに相談したい気持ちになることがあると思います。

 ひとつ前の記事でも書きましたが、悩んでいる時に相談した相手から、「あなただけではなくて、世の中の人たち全員が苦労している。」とか「我慢しているのはあなただけではない。」といった言葉や、あるいは「人生はつらい事ばかりではない。生きていれば良い事もある。笑う日も来る。」といった叱咤激励(しったげきれい)の紋切り型の回答しか返って来ないと失望しますよね。

 相手に自分の悩みや秘密を相談したことを後悔したり、「ひょっとして、この人は他の人にも自分の相談内容を話すのではないか。」といった不安にも苛(さいな)まれますね。

 通常、困ったときに人に相談する価値があるのは、法律相談か健康相談くらいでしょう。法律的な事は弁護士に聞けば良いし、健康上の不安は医師の診察を受ければ良いことです。

 法律と健康の話題以外で誰かに相談したい場合に、容器に合う蓋(ふた)を探(さが)すようにぴったり合う回答は期待できないかもしれません。

 人に相談したくても相手が口が軽いかもしれないとか、例えば恋愛で悩んでいても恋愛経験が無い友人に相談しても世間知がある回答は得られないとか、相談相手にも不足する場合があるのでしょう。

 そこで占い師の出番となる訳ですが、彼(あるいは彼女)と両思いになれる占いとか、希望の職業に就(つ)ける為(ため)の占いなどはありません。

 厳しいようですが、相思相愛になれる為の占いがあれば、世の中の占い師たちは片思いの経験はしなくて済むことになります。

 また、私の占い師経験の中で、ある有名な野球選手の付き人になりたいので方法を教えてくれという依頼がありましたが、占い師は球団に何のコネも伝手(つて)も無いので、お客様の願いを叶えてあげることはできません。

 人間は生きていく上でさまざまな試練がありますが、占い師はお客様に対して結婚相手をお世話してあげたり、就職先を探してあげたりといったことはできないです。

 私が常々、実感していることですが、人生に対して過大な幻想を抱(いだ)いている人ほど、自分の代わりに占い師が宝探しをしてくれると期待し過ぎる傾向があります。

 コネや伝手(つて)を必要とされるような事柄に関しては、占い師はお客様に対して何もできません。

 だから、自分以外の誰かが自分の願いを叶えてくれるという幻想や甘い期待は持たないで、自分の努力によって少しずつでも改善していくことを考えて下さい。

 男性に対して依存心(いぞんしん)が高い女性ほど失恋での打撃が大きいようですが、人の気持ちを当てにする生き方を改善しない限り、同じ出来事の繰り返しだと思います。

 つらい時や悩んだ時は読書にヒントを求めるのもひとつの方法です。この方法は私が高校時代から取っていました。

 良書を読むことで人生の道を開いていく知恵を授かることが多いです。

 私は、若い人たちがすぐに人をほしがる風潮を憂(うれ)える気持ちがあります。心の底から友人がほしいのか、あるいはメールを介しての返事の遅延などで仲間外れにされたくないからなのか、自分が人にどう思われているのかを気にし過ぎているように思います。

 他者(自分以外の人)の物差しで自分という人間を評価してもらうのではなくて、独立自尊の気持ちで生きて下さい。

 他者の耳目(じもく)を無視して変わり者みたいに生きろとまでは言いませんが、他者と同化することで安心したい態度は主体性が無いですよね。

 占い師の体験から思うことは、「恋人がいない自分を、周囲の人たちは変人だと思っていないか」とか、「自分の洋服を、同僚たちがセンスが悪いと見ていないか」とか、他者の目に映る自分を過剰に気にしている人たちが多いことです。

 人間は誰も自分自身を気にすることで精一杯(せいいっぱい)ではないでしょうか。人のことばかり気にしている余裕はありません。

 具体的に言うと、自分のことを気にしているのは自分だけです。もし、あなたが何かで、「自分は失敗したな」と悩んでいても、周囲の人たちはさほど気にしていないのではないですかね。

 真面目で深刻に考え易い人ほど、周囲の人たちが自分の言動を注視しているかのように捉(とら)えてしまって、「恥ずかしいから死にたい」など極論を考えてしまう傾向があるようです。

 自分が仕事で不本意な成績を取っても周囲の人たちは気にしていないとか、自分が失恋したことを誰も笑っていないと思うことができたら、気持ちは楽になるのでしょうね。

 占い師をしていた私が言えることは、皆さんは、去年の今日、自分が何を悩んでいたか、あるいは家族と喧嘩したかどうか、覚えていますか。

 同様に、今、あなたが何かで悩んでいても、一年後にはその悩みは解決できているか、あるいはあなたの心の中では割合がずっと小さくなっていて悩む必要が無いものに変化しているのではないでしょうか。

 他者から「がんばれ」と言われるのは、しんどいですよね。

 「勉強がんばって」「受験がんばって」「仕事がんばって」、一体、人生の中で何回、我々は他者から「がんばって」の言葉を言われてきたことでしょう。

 しかし、この「がんばって」という言葉を圧力だと感じないで、「私のことを善意で思ってくれているのだな」「気に掛けてくれているのだな」と思うことができたら、あなたの心は軽くなりますよね。

 気持ちが暗いと、空(から)のリュックサックを背負っていても石ころが沢山入っているかのように重荷に感じるものなのでしょう。

 今、つらい思いをしている人、悩んでいる人に対して、私の文章はあなたの心の襞(ひだ)にまで浸透できないかもしれませんが、決して自棄(やけ)を起こさず、そして悲観せずに生きていって下さい。

 後書きとして・・・この文章はひとつ前の記事の続編として書いたものです。
          よろしければ、ひとつ前の記事もご一読下さい。
          尚、中学生や高校生にも読んでもらいたい気持ちもあり、
          漢字にはところどころ読み仮名をつけています。      

 文責 ルビー

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最終更新日  2020年10月03日 03時00分31秒
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