真実と向き合う勇気
皆さん、今晩は。深夜零時を回りましたね。ひとつ前の「偽りの愛が羨ましかった」の続編として読んで下さい。 私は子どもの頃から、 「人間は、嘘のお芝居に調子を合わせてくれる話し相手を求めているのではないか。」と疑問を抱(いだ)いてきました。 私の両親は、黒白(こくびゃく )をつける性格の人間であり、私の家庭では、嘘のお芝居は無かったです。 現在、私は占い師をしています。 そして、私が確信したことは、「人間は、どんなにご聡明な人であっても、真実を知ることを怖がっている。」ということです。 例えば、人間同士の礼儀として、顔やスタイルについては、相手に向かって、本当のことを言うべきではないでしょうね。 しかしながら、その人にとってのご縁については、「残念ながら、ご縁は無いですね。」というのが占い師としての回答である場合が多々あります。 私は、お客様の人格を尊重していますが、恋愛、仕事、人との縁などで、お客様の望む展開にならないことはあります。 恋愛における鑑定が顕著(けんちょ)な例ですが、片思いのお客様に対して、「半年後には両思いになる。」と占い師が告げることは、本当の誠意ではないと私は思っています。 占いに限らず、普段の生活でもそうですが、 人間は、他者(※自分以外の人間。親も他者)に対して、自分の意見に賛同してもらいたがる癖は、やめたほうが良いでしょうね。 厳しいようですが、人間は、ある意味で全員が孤独ですからね。 私は凡才ですから、常に、「私の能力が及ばなかったな」とか、「私の努力が足りなかったな」という現実に向き合ってきました。そして、その都度、反省もし、できる精進もして現在の私があるように思います。 私が今まで生きてきた経験において、沢山の人たち(友人、知人、対面鑑定のお客様)から 1.試験を受けても負け戦(まけいくさ)になるようで怖い。→ 自分との闘いに負けてしまう。 2.好きな人がいるのだけれど、告白して振られるのが怖い。→ 相手があることなので、うまく進展しない。など、あらゆる悩みや迷いを相談されたり、鑑定を依頼されてきました。 人に自分のことを相談するような性格のかたたちは、良い相槌(あいづち)を期待しているのでしょうね。 結果を出すのが怖いからと、一日延(の)ばしにするよりも、ご自分で真実に向き合う勇気を持って下さい。 < 後書きとして > アズレウス様へ 感想文を書いて下さって、ありがとうございます。うれしく拝読しました。 私のブログのフォロワーになって下さったかたたち、お気に入りブログとして登録して下さったかたたちに心から感謝します。 ※ 他者は、自分以外の人間という意味で書きました。両親や兄弟姉妹も他者になります。 ※ 顕著(けんちょ) = 誰の目にも明らか 文責 占いイズム ルビー ↓ クリックして下さる人たちの、ご健康と幸せを祈念しています。 人気ブログランキングへ とれまが